「聞く力」の極意はここに。[2019-71]【レビュー#272】

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共感、聞く力シリーズ(?)、3冊め。
今回はこちら。


阿川佐和子さんの「聞く力」。

色々と検索してるとなんだか「聞く」の最高峰の本、てことでもないけど「これは外せない一冊」
的な位置づけされてるように見えまして、買ってみました。

直近にレビューした前二冊とはだいぶ趣きをことにしていて、アガワさんの体験を通しての学び、
を綴ったエッセー集という感じですかね。
(「アガワ」は本書内での本人による表記)

実体験に基づいているだけに説得力があるしためになりますが、ティップス的な要素は薄いので、
そういう読み方や情報を求める方には向いてないですね。
といいつつ、表紙には「35のヒント」とか書いてあって…そんな作りだったかしら?
読み直しが必要ですね、これは 笑

と、無責任にならぬように見返してみましたが、要は35のテーマに分かれたエッセー集、
と呼んだほうが適当な気がします。

聞き方のコツその1:〇〇を××すべし!

とか書いてあるんじゃなくて、確かに「質問の柱は3本」とか「相手の目を見る」とか、
それっぽいことがテーマのタイトルとしてあげられていますが、そこから先の本文は、
「あーして、こーして」的なハウツーではなく、あくまでもアガワさんの経験談と、
そこからの学び、という一つのエッセー記事、という構成になっています。

出だしからいきなり自分はインタビューが苦手で…なんて書かれてて「何いっちゃってんのよ」
的なしらけ感を感じたりしなくもないんですが、そこは達人の謙虚な姿勢で、あくまで、
どこまでも高みを目指そうとするプロ意識の現れなんだ、というのがわかります。

どうでもいいことですが、阿川佐和子さんって1953年〈昭和28年)生まれ、って書いてあって、
そんな歳だった?!って感じです。

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