習得率98%?!の、1冊10分で読書 [2019-75 & 76]【レビュー#276 & #277】

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立て続けに2回読んだのでまとめてレビューします。
この本を読んだ後だと、再読を一冊と数えるのもなんだな、という気になってきますが…

といっている「この本」とはこちらです。

ダイレクト出版ということもあり、と書いてピンとくる方はくると思いますが、
(そりゃそうだ!)
とか、海外のダイレクトマーケティング系の本を多く出している出版社ですが、
ちょっと一見怪しげなタイトルの本もチラホラ。
なので胡散臭いな、と思う方もいらっしゃるかもしれません。

そして今日紹介のこちらの本も、そのダイレクト出版から。
速読なのか速読じゃないのか、速読のことをディスる表現や広告も多かったので、
速読とは違うものかと思っていましたが、速読トレーニングの本です。
というと著者からは「違う!そこに『フォーカス』してない!!」と怒られそうですが、
速読の技術的なトレーニングが多くを占めます。

で、この本で取り上げている速読と、そうでない、「ありえない」速読の線引きは、
いわゆる右脳でイメージを写しとる、とか、わかってもわからなくても潜在意識には…
みたいなホントだかウソだかわからん代物のことです。

そういう意味では、ずーっと昔にこのブログでも取り上げた「フォトリーディング」も、
そのたぐいに属するものになるんだろうという感じですね。
私もフォトリーディングに関してはなんとなく同じような印象を持っていたので、
今更その記事を改めて紹介はしません。

本題に戻ってこの「フォーカス・リーディング習得ハンドブック」は純粋に、
肉体的に速読の技術を鍛えようとするもので、パラパラパラパラ〜っとめくっていくと、
あら不思議、読めるようになりました!というものではないです。
本書内で何度も書かれていますが、「体育会のノリ」で、「肉体的トレーニング」的に、
鍛錬を積んでいくものだ、という扱いです。

そういう意味では、目指すところも現実的で、十分ありだな、と思いました。
この手の速読トレーニングは、その昔にもトライしたことがあったのですねぇ。
その当時は結局そんなには続かず、結果も目覚ましいものは出なかったのですが、
視野を広げるとか、イメージのつかみ方、スキミング、スキャニング等、大方のことは、
一度経験をしていたものなので、抵抗なく受け入れられたのかもしれません。

ただそれ以上にこの本で大事だなぁと思ったのは、何のために速読するのか、とか、
それを読んで何を得たいのか、という目的に応じて読み方も変えていかないといけないし、
自分自身の成長につなげていかないと本読んでる意味ないよね、というメッセージですね。

そういう意味では速読トレーニングに割くボリュームは大きいですが、あくまでも手段であり、
大切なのは目的であり、それこそなんのために本読むの?というものでしょうか。

なんだかこのブログの根幹、というか存在意義にも関わってくる内容でした。

それとこの方法で本が読めるようになったとして、今やっているように、読了、
とカウントして紹介していくことが果たして最適なのかどうかという問題意識が、
私の中で生まれています。

今後この本とのつきあいを深めていくことよって、レビューの仕方とか、「読了」
のルールも変わっていくような気がします。
最低三回は読め、とか、農耕型読書と狩猟型読書、とかとか、本の読み方とか、
そもそも読む本の選び方とか、それぞれの本のつきあい方とかとかとか、いろいろ考えると、
なんだかグルグルします。

実戦向きの本、なのでしばらくは並行して訓練を続けてみたいと思います。
そしてその成果自体は改めてご紹介する予定であります。
そもそも帯に書かれてる「習得率98%!」というのも気になりますしねぇ。
何をもって「習得」といえるのか、に身をもって挑んでみます。

読了日: 2019年10月30日

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