『第九』のおはなし。〜「読みたいことを書」くを体感できるイベント

いい加減年末も迫っておりまして読書レビューをずんずん進めないといけないのは、
重々承知、百も承知なんですが、やはり年末といえば第九、そして旬も短い、
ということで書かずにいられず、しかも読書レビューから離れて、今日はレビューですが、
レビューはレビューでも、イベントの参加レビューです。

つい昨日、こんなイベントに、
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に行ってきました@八街。

この記事も「第九」を聞きながら書いています。
人生初第九。
何が「年末といえば第九」やねん、と 笑

で、改めてこちらのイベント@八街in千葉、ですよ。
イベントタイトルは「『第九』のおはなし。」というもので、
当初はあっという間に予約いっぱいとのことでことわられたんですが、
ゴニョゴニョしてなんとか参加することができました、タナカヒロノブさんのイベント。

タナカヒロノブって誰だ、という方に手短に。田中泰延と書いて、タナカヒロノブ。
この本の著者です。

一応こちらでもレビューしてます。簡単に。恐れ多くてレビューしづらいわ 笑

なんでこのイベントにいったかというと、そもそものテーマの「第九」はそんなに興味ないけど、
「読みたいことを…」の話しの方が聞きたいわ、なんて思ったり思わなかったり。
でもそういいながら、「読みたいことを、書けばいい。 人生が変わるシンプルな文章術
を読んだあとに、ヒロノブさんの書いた第九の記事は読んでました。
それだけでそれまでまったく興味のなかった第九も一度聞いてみないとなぁ、とは思ってました。


そしてこのトークショー開演前の待ち時間にも再チェック。
上記の第九の記事もそうだし、「読みたいことを…」にも書かれていることですが、
まさにその内容を体現してる感じ。
そしてイベントもそんな感じで入っていきます。

どういうことかというと、まさに「読みたいことを…」に書いてた、調べることが9割9分5厘6毛、
を地でいく徹底した調べっぷり。
場所はここ八街、そもそも読み方すらおぼつかない人が多いと思いますが「やちまた」です。
自分は千葉県民でもあり、田舎が銚子で、その昔は年中総武本線で通過してたので知ってました。
名前だけは知ってたんですが、この度実は初上陸でした。
そして電車ではなく車で行ったので未だ八街駅童貞。

まぁ、それはさておき、お伝えしたいのはトークショーの中身です。
まず八街ネタから入ってくるんだけど、これがまたスゴい。
市の位置、名前の由来から、名産、市のマーク、キャラクター…これ聞くだけであなたも八街通、
なつかみ。

個人的に感動したのが、人生の半分以上千葉県民でありながら知らなかったんですが、
八街の由来どころか、それと関係あるその他の地名たち。

初富(鎌ヶ谷市)、二和・三咲(船橋市)、豊四季(柏市)、五香・六実(松戸市)、
七栄(富里市)、八街、九美上(香取市旧:佐原市)、十倉(富里市)、十余一(白井市)、
十余二(柏市)、十余三(成田市)

九から後ろは知らないし、聞いたこともなかったんですが、初富の1から8まで全部知ってるし、
行ったことや少なくとも通過はしたことあるのに、関係あるなんてまったく及びもつかなかった。
ホント調べるの大事ですね。

調べる、でいえば、最近のネタなんでしょうか、「読みたいことを…」には出てこないんだけど、
こないだどこかのインタビュー(↓)で見たカワウソとラッコとビーバーネタも披露。

そこから第九へ…は行かなくてひとしきり本の話し。本というのはもちろんこれ。

これがまたあんなことやこんなこと、中身のこと、例えば上記の9割9分5厘6毛もそうだし、
テレビに出たときのこととか、あんなこんながあって、大変笑わせながら気づけば枕だけで45分?
そう、まだ肝心の「第九」の話しには入ってないんです、この段階で。

このまま第九には行かないんじゃないか、まぁこの話しも本の裏話も面白いからいいや、
くらいな感じで気楽に構えてたらば、気がつけば第九の話しにスーッと入っている。
すごく自然な流れで。

まるで計算なんかないようなボケ倒しのように見せかけながら、いつの間にかスムーズに繋いで、
気がつけば本題の第九に入っていくあたり、綿密なストーリーが練られてるんだろうなぁと、
ただただ感心。
さすがは押しも押されぬベストセラー作家。

トークの中身は残念ながら撮影、録音禁止だったんですが、そりゃそうだよな、的な、
電通時代のあんな話やこんな話し、第九にはまつわるあんなねたやこんなネタ、
確かに流出させらられないよなぁ、な話しのオンパレードw

それにしても第九の話しやウンチクは一通りこの記事でもわかるんですが、
やはり目の前で語られると違います。

「第九人生変わった」と言ってはばからないヒロノブさんの熱というか愛というか、
それがさらに調べ尽くされた事実に立脚していて、これこそのまさに事象と心象の交差点。

第九を起点に広がる音楽、芸術、戦いと自由を求めた人間の歴史。
なんかスゴいものを聞かせてもらいました。

と、ここまで来たあたりでちょうど「第九」も第4楽章の「歓喜の歌」が始まりましたよ。

そして最後に「読みたいことを…」の即売とサイン、撮影会。
自分の持っていった本にサインしてもらっても良かったみたいですが、
こちらとしてはやはり微々たるものではありながらも、いい話しを聞かせてもらったお礼と、
応援の意味も込めて新規購入。そういうわけなんで今手元には2冊。読む用と保管用 笑

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(ヒロノブよ、ちなみに私はりょうたろうだけどねw)

ということで、年末に大変満足なできごとでした。
フロイデ!

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