全編アホすぎる「前田建設ファンタジー営業部」の振り切りっぷりに…

全米が泣いた!

いや、泣かないんですけど。

平日ですけど映画を観まして。
今日は本じゃなくて映画の話し。

平日の昼間に、どんだけヒマなんだよっ!
て思うかもしれませんが、仕事がない。

仕方がない(涙)

ずっと観たいなー、と思っていながら今日になってしまいました。
もう都内でやってるのは池袋と大森のみ。
(2020年3月現在)

行ってきました大森へ。
あの、エドワード・モースが発見した大森貝塚の、あの大森。
行ったことないけど。
行ってくればよかった。

それはさておきキネカ大森。
昭和感あふれる大森駅前の西友の5階。
そしてお客も昭和感あふれる紳士淑女、人生の先輩ばかり。

そして念願の映画は、これです。
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今さら感あふれる「天気の子」じゃない方の、こっち。
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「前田建設ファンタジー営業部」

前田建設が、その持てる技術力を余ることなく活かしてマジンガーZ、「じゃないほうの」格納庫、を造る、というお話。

マジンガーZ世代だったか、といわれるとそう(歳がバレる)なんだけど、確かにリアルタイムで見てたんだけど、そこまで覚えとらんわ、と。
そんなわけで、マジンガー愛、で行ったわけでもなく。
ま、いろいろあったりなかったり。

そんなことはどうでもいいんですが、映画の話し。

もう全編にわたって、

「いやいやいやいや、それはないわ」
「なわけないわ!」
「そんなんあるかい!」
「いやーーーー、ないでしょ」

のオンパレード。
3秒に一回くらいはつぶやいてる感じ。
(それはないわ)

だいたいね、ファンタジー営業部、ってファンタジーの世界から発注を受ける、ってなんですか。
光子力研究所の弓所長からの発注って、おかしくないですか。
マジンガーZの格納庫造ってくれって、マジンガーいないじゃないですか!

もうのっけから頭おかしい。
振り切ってる。

て、当然映画の中でもドン引きな、巻き込まれ事故感、毒まんじゅう感満載なメンバーなんですが、一人ひとり取り込まれて、いつしか自分ごとになっていく。

演出もやり過ぎな感じでそれも含めてうまく計算されてるし、「いやそれいらんでしょ」と蛇足とも思えるような恋愛要素もそういうツッコミを見越しての深遠な計算に思えてくる。

とにかく突っ込みどころ満載で楽しすぎる映画でした。

タイトルに「前田建設」なんてどストレートに会社の名前が入ってて、ステマ的にひっそりと会社に好感持ってもらおう、とかいう小ざかしさがない愚直さ(それも計算?)も、個人的には好き。
だから変に不自然な演出することなく、ダムとか穴とかの現場が出てくる。
いやー、掘削スゲー。ダムスゲー。
てなもんです。

ちなみにこの前田建設は千葉動物公園とかアクアライン造ってます。wikiってみてください。

鶴見辰吾が出てきてチコちゃんのTKGみたいだな、とニヤニヤしてみたり、ニヤニヤが止まらない作品でした。マスクしててよかった。

こういうバカさ加減に一緒になってのっかれる、前田製作所(は子会社だからまだしも)、栗本鉄工所とか、日立造船とか、「アホやなー」と思いながら大変好感持てますね。

まぁ驚愕は、というかさすがコンテンツホルダー、というか版元の協力っぷりがハンパない。
愛ですね、愛。

アホなことをとことん本気になってやりきった、そんな愛ある一本でした。

終演しちゃうと観るのは難しそうですが、ご興味のある向きはぜひ。


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