自分の人生考えさせられる「人生を狂わす名著50」[20-09]【レビュー#294】

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えっ、これパラシュート???

まさに人生狂ってしまいそうな感じで、この緊急事態宣言、しかも5月末まで延期で
(今は2020年5月4日)それこそ人生狂っとるわ。
そんな読書の専門家りゅうたろうです。

てことで、今日はこちら。


いやー、困りますね。こういう人。
こんなブログやってるこっちが大変に恥ずかしくなります。

生きててごめんなさい。

みたいな。

まえがき、正確には「まえがきにかえて」の破壊力からしてスゴい。
本としてはこっちが先なんだけど、こないだ紹介した「バズる文章教室」に書いてあることを、
地でいってる感じです。
そういえば、その本に書かれてたのを思い出しましたが、「自分の経験則を本にした」
と謳ってましたが、まさにとおりの書き出しです。
(レビューはこちら『「バズる文章教室」でウヒヒヒヒ!』)


なにが「そのとおりの書き出し」なのかというと、いきなりぐっと引き込まれました。
さすが後の(多分この本の執筆当時時は名乗ってない)書評ライター。仮面ライダー。

どれもこれも読みたくなってくる。

書き方が上手いのももちろんあるんですが、

本に対する愛がダダ漏れで、スゴい。

表面的なレビューで気を引こう、というのとはラベルが違う感じ。

それもそのはず、京大の大学院生(当時)で専門は国文学なのでさもありなん。

ただ読んでて気になった、というか読む前に気になってたんだけど、

どんだけ人生狂わされとんねん、と。

50冊分も人生があっちにいったりこっちにいったり、ってね。

まぁ実はその意味するところは「まえがきにかえて」に書いてあるんですが。
もちろん出版社としては売らなきゃいけないんで、タイトルには煽り要素も必要ですね。
ネタバレになっちゃうのでここには書きませんが、そっかそうだよね、
本当の意味ではこの辺なわけね、と。

それと、これは自分の趣味とのマッチングの問題で気のせいかもしれないけど、
50冊の中にも著者の愛し方の濃淡があるんじゃないかなぁ、と。
中にはあまり愛を感じてないんじゃないかなぁ、というのもあった気がします。

そうはいっても自分がこれだけの愛と情熱を持って本のことを語れるか、と問われると、
まったく自信がない。

どころか恥ずかしくなってしまいます、な一冊です。
自分が50冊も語れる本があるか、っつーと……
困ったもんだ。(涙目)

この本で紹介されていた、「人間失格」も「こころ」も、その他にも読んだよー、
ってのがいっぱいあるんですが、ぜんぜんそんな印象残ってない。

自分の心の解像度の低さが悲しくなりました。

おまえが人生考え直せ、

といわれているような気になる一冊でした。(´Д⊂グスン

読了日: 2020年3月16日
人生を狂わす名著50

三宅 香帆/今日 マチ子 ライツ社 2017年09月29日
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