前回の記事では、
本の本質
について掘り下げようとし、
まず「本」という字の成り立ち、
を切り口に書いてみました。
まぁ例によって中途半端で終わったんですが。
で、今日はその続編かと思いきや、さにあらず。
かといってまったく関係ない、
というわけでもないので質がわるいったらありゃしない。
この写真↓ なんだと思います?

って漢字辞典だろ、ボケッ!
という短気なアナタさまからの、
叱責が聞こえてきそうですね。
よくよく見ていただきたいのですが、
左の漢字字典、えっらい汚いですよね。
そして右のは新品、的な。
これですね、
左が、ワタクシが小学校のときに使ってたもの。
右が、先日子どもに買い与えたもの。
で、もう一度よく見ていただきたいんですが、
左:小学生の漢字読み書き字典
右:小学生の新レインボー漢字読み書き辞典
新レインボーの意味は置いておいて、
似てませんか?
事典、と辞典の表記の違いはあれど。
「読み書き」の言い回しと、
漢字と辞典の間、という使いどころと。
で、内容もですね、普通の漢和辞典ではなく、
小学校のときに習う字、
要領による変化はあれど、
だいたい1000字くらい、
のみに特化してます。
そして、出版社が両方とも、
学研
こと、
学習研究社
なんですね!
(って強調するとこじゃないか)
・・・あれ?
ん?それが?なにか?
みたいなリアクションですか?
あのですね、どういうことかというと、
世代を超えて、ウン十年の時を経て、
時代も場所も違うこの世界で、
同じ辞書が出会った、
ということなのですよ!!
いってみれば、
ジバニャン meets ロボニャン in real
のび太 meets セワシ in real
なわけですよ!
まぁ当然、買い与えるにあたって、
自分の原体験と記憶によるバイアスが大きく働いた、
というのはわかっています。
やっぱり中身の構成とかは、
似たようなものを探しましたしね。
ただ、出版社とか、名前とかまでは、
ぜんぜんチェックしていなかったので、
買って帰って、改めて見なおして、
驚いたのですよ。
ちょっと今回は場繋ぎ的なネタでしたが、
みなさん、ウン十年前の愛読書、
手もとに持ってますか?
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