To Sell Is Human. 売るは人なり。

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なかなか他でのアウトプットに追われて、
こちらへのアウトプットにも手が回らない。

そんな今日このごろ、
みなさん、いかがおすごしでしょうか?

で、もう何度かご覧になったことのある方なら、
耳タコ、
目の場合はなんていうんですかね?

目にタコ?

ってのは聞いたことないし・・・。

えー、まぁしつこくいっているとおり、
ここは読書レビューのブログではないんですが、
ちょっと思うところありまして。

いや、っていうのがですね、

「読書だけして暮らしたい」

っていうわりに、読書してる感がうすい、
そんなことはないか?と。

平たくいうと、

 オマエ、ホント本読んでんのか?コラ!

と、いいたい気分にかられるような、
そんなところにはなってないか?

という疑問が自分なりにわいたのでございますよ。

てなことで、本日は、
ここ最近の読書事情。
要は、読んでる/読んだ/読みたい/読むかも、
的本の紹介。

そして、くどいようですが、
(さあ、みなさんご一緒に!)

 読書レビューはいたしません!

てなことで。

で、まず個々の本の紹介にうつる前に、
ワタクシの本の読みかたですが、
いきなりは買いません。

そんなことすると、お金もですが、
そしてまず第一に家が大変なことに。

なので、順序としては、

 0.まずどこかで良さげな本を知る

 1.図書館でないか探す

 2.あれば借りる or 予約

 3.なければamazonで探す

  3−1.洋書の場合:日本→米か英で

 4.中古で手ごろなのがあれば、買う、かも

 5.買わない場合、ウィッシュリストに登録

な感じです。

で、ステップ2で首尾よく本にありつけた場合、
当然まず、

 読む

んですが、その後、

 2−a. 和書 → 期限延長して再読

で、やっぱり持っておくべき!と思えば購入。

 2−b. 翻訳本 → 期限延長して再読

した上で、やっぱりどんなに良くできたものでも、
Lost in translationがあるわけで、
できる限り原著にあたるようにします。

その場合、購入先を、

 日本 → 米英

と同じステップを踏んでいくようにします。

と、ステップだけ書いてきたところで、
ずいぶんきてしまいましたねぇ。

実は今日の記事のタイトルにした、

 To Sell Is Human

というのは、今読んでる、
正確にいうと、再読中=上記ステップ2−b.
にあたる本で、
日本語だと、

 人を動かす、新たな3原則

といいます。

これね↓


これ、日本語のタイトルだけみると、
コーチングとか、
そっち方面の本に感じるじゃないですか?
人を動かす、新たな3原則 売らないセールスで、誰もが成功する!
なんて。

訳者が神田昌典なんで、
セールス系の本の可能性も、
コーチングとかコンサル系の本の可能性も、
どちらもありそうで。

そんなときに、

 To Sell Is Human

といわれると、

 あ、セールスの本なんだ!

と一目瞭然じゃないですか。

で、この記事タイトルに、
なぜ「売るは人なり」という、
訳めいたものをつけたのかというと、
学生の頃のかすかな記憶がないでしょうか?
アナタにも。

そうです。

 To err is human; to forgive, divine.

から取ってきたわけですよ。

んじゃなんでそんなタイトルなのか、
ってはなしですが、
冒頭読めば明らかなんです。

要は、

 「売る」という行為は、人間の本性に根ざしたものである。

と、そして、

 「売る」といっても、いわゆる押し売りや、巧みな詐欺師っぽい
 トークで、買いたくもないものまで買わせる、ステレオタイプな
 セールスマン的行為

ではなくて、端的にいうと、
まさに邦題のとおり、

 人を動かすこと

だといってるわけですね。

だから訳書のタイトルは、
決して間違ってるわけじゃない。
むしろ本質、というか解答ズバリ、
を書いている、といえます。

あとは個人の趣味の問題も大きいかもしれませんが、
ワタクシには、これはちょっとストレートすぎ、
に感じるのですね。

そう思うと、この本に限らず、
そういう部分に込められた著者の思い、
というのが翻訳本では欠落、
というかうまく表現しきれないことが多いわけです。

いわゆる「行間を読む」的なものとも、
近いんじゃないかな、と。

そういうのがもったいないな、
とおもうので、
できる限り原著にあたろう、
と思うわけです。

それだけ価値がある、
と感じた本に関しては。

この、

To Sell Is Human



も、そんな本の一つです。

一冊だけの紹介で、
長くなってしまいましたが、
今日はこの辺で。

お付き合い、ありがとうございました。


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