【2016年6月】読書記録

なんと、またしても先月の月間レビューから今月の月間レビューまでの間、

なにも更新せずに来てしまいましたとさ・・・。


ERY82_gankanihirogarukumo20131225_TP_V.jpg


ご覧のとおり6月は出張が多くてですね、なかなか時間が。

といってこの写真は関係ありませんし、もう7月も半ばですから単なる言い訳だと、

そう思っていただいて結構です 笑


それでは2016年6月の読書記録、もとい、アフィリリンク特集です。

気になった本はちゃんとクリックしていってくださいね! 笑





この本は結構前から気になっていまして。

というのも談志自体もキライじゃなかったんだが、Tumblrか何かで、


あんなべらんめぇの、とんでもないオッサンにしか見えない談志の教え方がスゴいちゃんとしてる。

それも落語という伝統芸能の世界で、習う、なんてこととは対極で、

「芸は見て覚えろ」とか「芸は盗め」みたいな世界かと思ったらそうじゃなくて

理路整然と教えてくれた。


みたいな話しが転がっていて、すごく気になってたんですね。

まとめてくださっていたのはこちら→立川談志の教え方


中でも好きなのはこの箇所。


よく芸は盗むものだと云うがあれは嘘だ。盗む方にもキャリアが必要なんだ。最初は俺が教えた通り覚えればいい。盗めるようになりゃ一人前だ。時間がかかるんだ。教える方に論理がないからそういういいかげんなことを云うんだ。


「教える方に論理がないからそういういいかげんなことを云う」って、シビレルなぁ。


ま、それで全編そういう感じでいくのかと思ったらまったく違っててですね、

やっぱりあちらの世界(芸能界)的なハチャメチャな話しが多くて、

これまたこれで楽しめました。






メモを見返したら、「なんだかんだ言っておきながら2回読んでしまった 笑 」



結構辛口な評価をしてましたが、なんだかんだ言って2回読んどるやないか、と 笑


2回目読んでみてどうだったかというと、一回目には気づかなかったこともあって、

いいかなと途中思う部分もあったがやはり読後感は同じでした。

なんか目先の小手先のテクニック論なんだよねぇ。

無理くり夢とかビジョン的な締めくくりにしようとしてるけど、

まさに木に竹をついだような感じとはこのことだなと。






その昔将棋小僧だったのもあって、懐かしさと興味が相まって手にとってみました。

週刊誌(文春だったかな?センテンススプリングね 笑)の連載をまとめただけあって、

久しぶりにかる〜い感じの読み物で、気分転換には良かったなと。


一時期(今も?)ニコ動とかで人気だった加藤一二三九段の話しも出てきます。






ビジョナリー・カンパニーに関しては、これまで二本ほど記事にしてまして、そちらをご参照あれ。




そして先月の読書記録で「ビジョナリー・カンパニー2」を取りあげました。


順当に、飽きることなく、あきらめることなく3までやって参ったわけですが・・・

むぅ、なんと言おうか。

2010年に出版されたものを今読んでるんで、どうしても後講釈感が拭えないものになってしまう、

という部分は逃れられないんですが、それを差っ引いてもねぇ、というのが正直な感想でした。

Good to Great(「ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則」の原題)の類型化はわからんでもなかったが、この「五段階」というのがどうにもこうにも曖昧でブレが大きすぎるな、と。

なんか筆者の意地と、「書くこと自体が目的」に書かれたような印象。

このシリーズ自体が衰退してんじゃないか、と言われても仕方がないという感じがしたなぁ。






日本語版はこれ。



第三版まで出てるようですが、違いはわかりません。

影響力の武器」という名前がついてます。


読み始めたのは結構前のことで、エラい時間掛かった。なんか読みづらかったです。

単に古いから(と言っても70年代くらいの話しでそんなに古いわけじゃない)というわけでもなさそうなんだが、謎。

同じ人を動かすのでも、前にもレビューしたカーネーギーの「人を動かす」とは正反対な、

いかに人を操作するか、のテクニック的側面に視点を当てた、読み方によってはいやらしい本。

著者の名前からして奇術師みたいだなぁというのがより一層胡散臭さをかきたてます(それはフーディーニ)。

本当はそういう悪意ある影響力を知ることで身を守る、という本なんですが、

DRMとかの業界界隈では人をだまくらかす必読書みたいな扱いがされてる本。

良い子は真似しちゃダメだぞ 笑








で、これは上記含め今まで何冊か読んだ岩井氏の手によるものでなく、監修。

新書という制限のあるボリュームでは前書きにもあるとおり良く網羅されてると思いました。

読めば読むほどいっぺん真面目に勉強したいと思う分野ですな。







自分は戦略コンサルでも外資系エグゼクティブでも起業家でもないんですが

(今のところ)、転職を考えている人間が陥りがちなところがきっちりと押さえられてます。

MBAだ会計士だ、なんだかんだと資格取ろうとしてみたり、あとは自分ができないところを補強して、

「丸いキャリア」を作ろうとしてみたり、等々。


この記事でも触れたけど、ビジョナリー・カンパニーシリーズを読破して思った(4は未レビューだが、次で登場)のは、


  そうだ、会社辞めよう。


だったわけですが、そういった視点からこの本を手にとって見たわけですが、

上述のようなことが書かれていて、勉強になります。

まさに転職初心者が陥りがちな思考の落とし穴がこれでもか、と出てくる。


読みやすいし参考にもなるので手もとに置いておきたい逸品ですな。






シリーズ4作目。きましたシリーズ最終章。


と思ったら違うのか・・・?


この特別編、ってなんやねん・・・


えーと、アマゾンの内容紹介によると、


本書は、「ビジョナリーカンパニー2 飛躍の法則」の補遺にあたる内容。「ビジョナリーカンパニー2 飛躍の法則」で分析した「偉大な存在となった企業の条件」は、営利企業だけではなく、さまざまな社会組織(Social Sectors)にまで押し広げて適用できると著者のジム・コリンズは主張する。

本書のなかで実際に取り上げられている社会組織は、ニューヨーク市警、クリーブランド管弦楽団、ガールスカウト、公立学校、大学、病院など広い範囲に及んでいる。


ふむふむ。非営利団体ねぇ。

確かにドラッカーもこの辺結構力入れて取り上げてたしなぁ・・・。

ま、特別編だし、機会があったら、ということで。


で、「ビジョナリー・カンパニー4 自分の意志で偉大になる」

4作の中ではこれが一番面白かった。それが時代の変化と翻訳技術の進歩なのか、

もしくは一翻訳者の技量によるものなのか、読みやすさもアップ。

建設的パラノイア、20マイル行進、SMaC(specific, methodical, and consistent)に、

ROL(return on luck)とか分かりやすく、かつ使えそうなコンセプトが目白押し。

それをよりわかりやすく説明するために南極探検隊のアムンゼンとスコット隊、

ヒマラヤの登山隊のエピソードとかを交えて語られているので理解しやすい。

ん?結局自分にとってわかりやすいモチーフだからなのか?


そして、研究対象になっている10x型企業というのが、基準は投資家としての

ROIになっているところがアメリカらしいんだが、要は日本の投資用語(スラング?)

でいうところの「テンバガー」。


そう考えると、結論としては、そういう企業を、誰も目をつけてないうちに見つけてきて、

次々投資して成功させていくウォーレン・バフェットスゴい。

ってことですかね?(違う)







その中で取りあげられてたので、読んでみたいな、と。


当然ディズニーランド含めて、ディズニーのことは良く知ってるつもりで、

正直どちらかと言うと、あまり好きではありませんでした。やり方が。


で、この本を読んでみて思ったのは、構成の上手さもあるんでしょうが、

素直に


  ウォルト・ディズニースゴい


ってことでした。


決して独りよがりでなく、子供が喜ぶことのために、クオリティを追求する気迫とか。

これ読んでる最中は、たまたまとあるカンファレンスに参加している最中で、

その中でで一番刺さったメッセージが「work f***ing hard (for creativity)!」だったので、

これまた非常に通じるものを感じ取ったのもあるかもしれません。


そしてさらにびっくりしたのがエプコットセンターのEPCOTが、

Experimental Prototype Community of Tomorrowの略で、未来都市構想だったとか(実現せず)。

とにかく驚きの連続の一冊でした。


もう少しディズニー本は追求してみる価値があるかもと思ったり思わなかったり。



ということで、6月は9冊。

半分くらい出張に出てた割には上出来じゃないかと自画自賛。


気になった本はクリックしてってくださいな 笑





この記事へのコメント


この記事へのトラックバック