【2016年8月】読書記録

夏休みも終わりまして、やっぱり前月の月間レビュー以降、
更新をサボってしまいました・・・。

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朝晩はぐっと涼しくなり、もうすっかり秋らしい感じですね。
日中はまだまだ残暑が厳しいですが。

ということで、夏を振り返りつつ、8月の読書記録、参りましょう。


って特に振り返ったりはしない)

1. 経営のコツここなりと気づいた価値は百万両 (PHP文庫)


あれー、どこかで前に松下幸之助の本を読んでいたと思ったんですが、履歴が見当たらない・・・。
そのときにも思ったんですが、やはり経営の神様と奉られるだけあって、
シンプルながら時代を超えて通用する本質的な言葉がたくさん詰まった一冊。
その松下電器、もといパナソニックがあんなことになっちゃるなんて、
夢にも思わないだろうなぁ。


2. 老舗の教え


虎屋とか木村家とか久月とか、老舗を取り上げた話しです。
著者が二人とも学者なので、なんというかそれっぽい。ストーリーというよりも研究論文的な感じ。
前に読んだ「江戸商家の家訓に学ぶ 商いの原点 (すばる舎)」的なものを期待していたらちょっと違ってた。
この本のこと、どこかでレビューしてなかったっけ?と思って過去記事を探ってみたんですが、
まだこの企画やる前だったみたいで見当たりませんでした。
で、この「老舗の教え」に戻りますと、各章、各社の項に「昨非今是を問う」とか、
「毫釐千里の教え」とか、やたら難しい四字熟語がつけられてるんですね。
で、「おーさすが日本の老舗企業。重みがあるな」
とか思ってみたりしたわけですが(それ自体がすでに間違いなのはほっておいて)、
なんとこれらの四字熟語、各々の企業理念とかとはまったく関係なくて、
どうやら著者がくっつけたものであるらしい、というのが圧巻ですね。

この本読むならオススメはこちら:



3. インセンティブ 自分と世界をうまく動かす


邦題は「インセンティブ 〜〜うまく動かす」っていうなんか嫌らしい感じなんですが、
なぜこういうタイトルを付けたがるのか不明。
原題は「Discover Your Inner Economist」で、「内なるエコノミストを見つけなさい」というのが
まぁ直訳で、解釈すると「内なるエコノミストの声を聞きなさい」とかそんな感じかなぁ。
で、中を読むと「内なるエコノミスト」っていう表現が「」つきで何度も出てくるわけです。
上記のタイトルとは乖離と違和感を感じ得ない。
よくある「(常識・感覚に反するけど)経済学的に見ると、こう」っていうのは間違いだ!
と次から次へとバッサリ切り捨てていく(全部じゃない)。
メッセージも、およそ今まで読んだような経済学の本らしくなく、
「何の本読んでたんだっけ?」的な感じがする不思議な本。

原題と邦題の不思議については、過去にこちらの記事でも取りあげてました


4. 12大事件でよむ現代金融入門


ニクソン・ショックからギリシャ問題まで、「あったあった」から「はぁ、なるほどねぇ」
的な出来事で金融の現代史を振り返る構成。
各章の出来事の中では時系列できっちり整理されているんですが、
他の章とも並行して起こっているできごともあって、歴史の教科書的な感じ。
縦糸と横糸を織り合わせて、その辺を全部時系列で見てみないと全体像が掴みづらいかも。
しかし金融工学はやっぱり難しい・・・。


5. 嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え


今さら感ありありかもしれませんが、やっと読みました。
アドラー心理学ブームの火付け役になったと言われている一冊ですね。
全編対話形式になっているので、ボワッと全体像を理解するのには良いのかも。
しかし「怒るのは怒りたいから」「変われないのは変わりたくないから」と毎度言われて、
わかっちゃいるが・・・道は遠いですねぇ。
ただこのセンセーショナルなタイトル自体が他人の目を意識しすぎててそもそもダメなんじゃん?
とか思ったりしつつ、それはそれで、この本が売れることでアドラーの教えが広がれば、
それは共同体にとって良いのである、という風に考えればよいのか・・・。
思考の無限ループでなかなか落とし所が見出しづらいのが正直なところ。


6. ディズニー魔法の会計


5月の読書記録記事で紹介しました、「新装版「エンタメ」の夜明け ディズニーランドが日本に来た日」をまず読みまして、その後、
6月の読書記録に書きましたが、「ウォルト・ディズニーに学ぶ七転び八起き経営」を読むというステップを踏んできてました。

その流れを受けての一冊、ということで読んでみました。
ディズニーとコンサルティングファームと経営学という組み合わせが新し・・・。
中にも書かれてたが「ターゲットを明確に」みたいな話が散々でてきてたなぁ、と。
で、振り返ってこちらの本ですが、「誰の何を解決」したいのか。

まさか「著者の、あたしこういうの書きたかったの」という、
前書きだか奥付けだかに書いてあったことそのままじゃないよなぁ・・・。

とにかくヒd・・・いや、星があったらぜひ付けたい。そんな感じの一品。
今年、いやここ数年で一番の残念なレベル。


7. ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング


とにかく書いて書いて書きまくる。しかも短時間で。なるほどなぁ、と。
ただこういう系の本って、理解しただけじゃダメで、実際にヤラないとダメなんでしょうね。
そして、あっちの本読んじゃちょっとかじって、こっちの本読んでちょっとかじって、
挙句の果てに、「あれとこれ合体させたらもっと効率いいんじゃね?」なんて始めちゃって、
成果の上がらないノウハウコレクターの一丁上がり、ですね 笑

これがダメかどうかはわかりません。
興味のある方は試してみて、成果を教えてください。
そしたらワタクシもやります 笑

ま、それにつけてもタイトルって大事ですね。
「0秒ってなによ!?」ってなるじゃないですか、やっぱり。


ということで、8月は決してポケモンGoにうつつを抜かしてたわけじゃないんですが、
7冊というお寒い結果に終わってしまいました。反省。

それはそうと、気になった本はリンクからお求めくださいな 笑



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