
はい、1カ月ぶりと思いきや、もはや2カ月近く経っておりました。
10月も終わりそうな勢いですが、9月の読書レビューです。
間違いじゃありません。9月です。
というのも、だいたいこんなスケジュールになっているからですね。
ある月の読書記録は、翌月中にお届け(って誰に?笑)。
ということになっていますので、特に決めたわけではありませんが、自分に課しています。
これでも。
なので、今はまだ滑り込みギリギリ10月なので、9月の読書記録をお届けします。
そしてもう10月のものもまとめ始めないといけない、という現実からはとりあえず目をそらしておきます。
ということで、いきます。
9月の、読書記録という名のアフィリエイトリンク特集 笑
3月の読書記録の記事で一度紹介しましたが*、その再読です。
(ということが7月の記事に書いてあったので探し出せた 苦笑)
そしてその7月の記事では、同じ林輝太郎氏や、その流れをくむ本をいくつか紹介しました。
まぁこの本自体は、これで少なくとも3回は読んだかなぁと。
あくまでも実践者向けの本なので、自分の経験値とともにこの本の持つスゴさも上がっていくという感じですね。
そしてまた近々読み直そうと思います。
会社の先輩でありながら、キャリアカウンセラーの資格を持つ方にオススメしていただきまして早速読んでみました。人によっていろんな形の成功があって幸せがあって、正解も間違いもない。自分の行く道をガチガチに考えてそれに縛られて行動するんじゃなくて、もっと柔軟にね。人間万事塞翁が馬。人事を尽くして天命を待つ。って感じかしら?あるのはただ「行動」のみ、と。
そしてそういう行動をすると、いろんなことがまるで点と点をつなぐように起こってきます。というのを実感しまして、こういうのを称して「プランド・ハプンスタンス(planned happenstance)」(計画された偶然)と呼ぶのだそうです。
ま、そもそもこの本を紹介してもらったきっかけが、(詳しくは別の機会に書ければと思いますが)この度会社を辞めることになり、その話をしていたときだったんですね。なので、より強くプランド・ハプンスタンスを感じられる状況に私があったから、ということもあるかもしれません。
これまたタイトルが強烈なんで、あれな本かと思いきや、いたってまっとうな本です。
でもそういう印象があるから(一般書)ってついてるんだろうなぁwww
で、筆者は某有名カメラメーカーにいながら副業に目覚めて独立した、という経歴で、その顛末はこちらの本クビでも年収1億円 (角川フォレスタ)
に詳しい、んだと思います。
最近はマンガも出たようです。
で、仮面社畜に戻ると、筆者のように組織を飛び出して独立するもよし、組織にとどまるもよし。要はマインドセットと、そこから生まれる行動についての本です。
社員がみんなこんなマインドで働いたら会社の生産性も上がるよなぁ、と経営者視点で見たら思えるかどうか。思えないとヤバいんじゃないかと。この点については、奇しくも東洋経済でも特集してましたね。副業について。
これでした↓
また仮面社畜の方に話し戻って、「いや、オレ社畜じゃねーし。大丈夫」って思ってるあなたは読んでみたほうがいいかもしれません。酔っぱらいほど「ぜぇ〜んじぇん、酔ってまひぇん」って言う、みたいな。
もともと読みたかった「クビでも年収1億円」のほうも読んでみようと思います。
「算数・数学は本来アートであって、実学としてしかとらえられないのは間違っとる!」
という主張は面白いし、なるほどねぇ、と思って楽しみに読み進めたんですが・・・いかんせん、現代(に至るまでずっと)の数学教育の批判ばっかりで、どこがアートなのか、具体例が非常に少なくて残念でした。
子供向けかもしれないけど「数の悪魔」のほうがずっと面白くてためになる。
筆者の主張を借りるとためになっちゃいけないのかも?笑
自分も持ち家反対派だし(妻は持ち家派 笑)、ロバート・キヨサキの「金持ち父さん」が出発点になっていて、全体として書いてることは間違ってないと思うんですけどね。
なんだか「悪魔だー!たたりじゃー!だまされるなー!」みたいな書き方が終始されていて、ネットの落書きみたいだなぁ、と。そっちに気が削がれちゃって中身が残らないし、ま、一言でいうと感じが良くないのであまりもう一度読んでみよう、という気にもなれないなぁ。ちょっと残念な感じ。
とあるインターネット業界ではカルト的・伝説的に有名なジェイ・エイブラハムの本です。
内容的にはどうも日本のマーケットに向けて一義的には書かれてるっぽい?というのが言い回しから頻繁に感じられます。多分ジェイの理念が置き忘れられ、上辺だけがテクニックとして跋扈しているのが非常に著しい国だからなんじゃないかと、自分がそれまで持っていたジェイに対する印象からしてもそうなんだろうな、と。
この本は、というと彼が汚名をすすぐために書いた(書かせた?おそらく口述がもとっぽい)大変まっとうな経営とマーケティングの本。さらさらっと読めてしまうので一見薄っぺらいようですが、じっくり読む価値はある一冊だと思いました。
で、こちらはその「嫌われる勇気」から3年経っての続編です。
前半は教育に力点が置かれていて具体的で結構わかりやすいんですが、後段、タイトルの「幸せ」の話に突入していくと抽象度がぐっと上がって難しくなりました。前作含め、何度も読まないとちゃんとした理解、ましてや行動には結びつけるのは実のところ非常に難しいかな、と。
どうもこの3年の間にアドラー心理学が急激に売れてきて、「子供を操作する」だけの本が売れてきてることへの警鐘もしくは対抗策として出された裏もあるように感じました。色々調べると、同じ「アドラー心理学」でも宗教論争というか派閥争いというかがあるようで・・・。
他のアドラーの本は、こちら(【2016年5月】読書記録)で取り上げてました。
といっても上の記事でも書いてるんですが、この一冊だけみたいですね。この読書記録を公開し始めてからは。
8. 働くことの哲学
あるとき図書館行ったら、予約してた本として渡された一冊。その時点で予約したときからどのくらい時間が経って待たされてたのかわからんのですが、どこでオススメされたのか、または何にグッときたのか、皆目記憶がない中、読み進めてみました 笑
哲学者が書いた本だけど、随所に映画とかポップカルチャーとかを引き合いにだしてきて、わかりやすい風を装うんですが、どうにも目が滑ってまったくと言っていいほど頭に残らず。またの機会に。
なんてレビューにもなりゃしない。
同一月内で再読です。
再読とはいえ、いろいろと考えさせられるところがありますね。
DaiGoなんて変な名前の表記や、メンタリスト?なにそれ、ウマいの?的な、なんかちょっと胡散臭いな、と思ってたんですね、正直。さらにアレな感じの車内広告も見たような気がしていたし。
ただ、生で講演を聞く機会ができたので予習方々読んでみたわけです。そしたらそういう予見とは全然違ってました。純粋な努力と科学と技術の世界だった。しかもそのレベルがハンパない。プロってすごい、な一冊。
本のタイトルにはそう書いてありますが、そんな簡単なことで、
メンタリストにはなれません。
この人著作数がハンパない、かつそうはいっても玉石混交っぽいので、絞り込みつつ何冊か読んでみたいと思います。
印象深かったので再読してみた。特に新しい発見はなかったかな。まぁいろいろ考えさせられる本ではあります。
上の記事読み返してみると「手もとに置いておきたい逸品」って書いてあるけど、ちょっとその評価は見直しかなぁ 笑
もう一回読んでみて判断するか。でもその時間ももったいないかなぁ・・・。
いつもどおりの出口さん調の優しい言い回しで読みやすいですね。が、ということは裏を返せばアタマから抜けていきやすいということかもしれないな、と。古典、歴史の読書ガイドとして活用して原典にあたる、というのが一番よい活用法じゃないかと思います。
それだとかかる時間は無限大、みたいな感じになるかもしれないけど。
でもそれが、出口さんの言う、本当の意味での「人生の教養」なんじゃないかな、と。
と、いうことで9月は12冊。なかなか快調でした。もちろん再読本も少なからずあるんですが。
いつもどおり、気になった本はクリッとして、ご購入いただけるので、ご活用ください 笑
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