【2016年12月】読書記録

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予告してしまった手前、異例のハイスピードで更新実施中。
ついに12月分の月間レビューまでたどりつきました。

あとは1年の総括をするかどうかですが、
この短い期間にこれだけ立て続けにアップしてるし・・・
ちょっと考えたいと思います。

ということで、まず先に規定演技の12月の月間レビューという名の、(以下略


いわゆる一般の経済学の本は、このへんで固め読みして以来、あまり読んでませんでした。
行動経済学の本とかはちょいちょい読んでいましたが。

2月の『予想どおりに不合理』とか、3月の「学力の経済学」(これは行動経済学じゃない)とか、

マクロ編から読み始めようとしたら、いきなり「監訳者(池上彰)まえがき」に、
「もともとは一冊の本だけど日本の都合で分割してて、
構成はミクロからになってるからそっちから読め」的なことが書いてありました。

「先にわかりやすく書いとけー」と思ったとか思わなかったとかはまぁさておき。

上であげたように、経済学の本がまったくの初見、ということではなかったので、
特に目新しいことがあるわけでなく、そのほとんどが触れたことのある内容。

そこで、

「はて、経済学って何の役に立つんだ?」

なんて、今更のように思ってたところに見返し(表紙めくったとこの内側)にこの言葉。

「経済を考えるための確実な足場を手に入れ、自信を持って経済を語れるようになります」と。

なんと、自信はさておき答えが出てたw


ということで、当然続いてのマクロ編。

上で書かれていたとおり、順番どおりミクロ編の後に読みました。
けど実際のところ、なんでその順番がいいのか正直ピンとこないんです。

全体的に話としてマクロの方がしっくりきて腹落ちした感がするのはなぜだろう?
と思いつつきっとどちらも理解が浅い気がするので再読します。ハイ。


年末に退社することになりまして(サラリ)、退社組先輩からのオススメで読んでみました。

ま、自身の退社の話しは別の機会でとりあげるとして、この本。
朝日新聞の記者を辞して、50歳にして退社した人による本。

自分はテレビ見ないので知らないんですが、なんかアフロで有名だったんだって?

そういうのを脇においたとして(ホントは置く必要はない)、
マインドセット、モノゴトの見え方の変化とか、パーソナルに起こったことはスゴく共感できる。

が、その反面、「社会ガー!安倍首相ガー!」って何かにつけて始まるとかはどうなんだ?
という気分になるなぁと。前職を考えると、らしいっちゃらしいんですけどね。

個人的には蛇足、もしくは書きっぷりを違ったものにしといた方が良かったんでは、と思った。

その他については結構共感できる部分も多かっただけにちょっと残念だなぁと。


講談社のモノを便宜上掲げましたが、実際は青空文庫で読みました。タダです。
こんなのがタダってスゴい。

日本で三国志、という場合、これでいいんでしょうか?というくらい縁がなく、
ウン十年の人生において、恥かしながら初めての読破。

子供の頃に漫画で途中まで読んでたんですが、リアルタイムで出版されていく過程だったので、
ついていく訳でもなく。

当時漫画で出ていた分を読み切ってしまい、その後のストーリーを知りたくて、
小説版に挑むものの、小学生には、この吉川三国志、難し過ぎてあっという間にギブアップ。
という経験のまま今日に至っていました。

なんというか、スゴく面白いじゃないか!というのが何のひねりもないですが、
正直な感想でした。なんで今まで避けてきたんだろう、と反省しきりです。

キャラクターの多彩さ、権謀術数満載のプロット、これはどっぷりハマる人が多いのも頷けます。

薄っぺらいビジネス本読むよりよっぽどタメになるなとも思いました。
(といってもそっちも読むんですけどね 笑)


ライフネット生命の出口治明さんによる同名のシリーズ2冊目。
前著については、以前こちらで↓単独で取り上げてました。


で、この2作目なんですが、前著よりもボリュームもグッと増し、
結構読むのに歯応えがある。世界史の副読本みたいな感じだなぁと。

なので、語り口はいつもの出口節で同じはずなんだが、読み進めるのになかなか手こずる。

途中「仕事に効く」ってもはや意味をなしてないんじゃないか?
と思いながら読み進め、終章にきて初めて納得。すべてはここのためであるよ、と。

どういうことかというと、ネタバレになっちゃうので詳しくは触れませんが、
過去に照らして、今、そしてこれからをどう見据えるのか。
21世紀という時代をどう捉えるのか。

という出口さんなりのストーリーが終章で展開されてます。

要は、自分でそういうストーリーを紡げるようになるために、
背景としての前著や直前までの章含めた膨大な知識が必要なんだ、ということに気づく。

まずは終章から読み始める、というのも手かもしれないなぁと。

個人的には再読なんですが、恐らく初見はこのブログを始める前だったかもしれず、
レビューがどこにも見当たりませんでした。

で、こちら。風呂に入りがてら、とか、休み休み、ちょいちょいと読み進めていたのだが、
どうも1回目もそんな感じで読んでたみたいです 笑

改めて、ビジネスたるものどうあるべきか、という根幹を問うていて、
ハラワタをグッと掴まれる感じがします。

清貧とかクソ喰らえ、けど金のことばっかり考えて商売するな、的な。

まぁ普通といってしまえばそれまでなんですけど。

やはり「論語と算盤」というタイトルが秀逸。


「ジョージ・ソロスを抜いた」とかあおり文句満載のアレなサブタイトルとかコピーとか、
さらに何をどうしたいんだか、「Simulation Thinking make money」なんていう、
残念で変な表記があったりと、一見怪しいんですが、中身は極めてまっとうでした。

未来予測というのは当てモノではなく複数のシミュレーションしたシナリオを用意することである、と。

シナリオシンキングと同じですね。とかく○☓志向の教育に慣らされた頭にはなかなか馴染みづらいんですが、
大事な考え方、というかスキルといってもいいかもしれません。

そういう意味では、10月の月間レビューで取り上げた「ブラック・スワン」に通じるところがある、
というとちょっと褒め過ぎかもしれませんが、著者はどちらもトレーダーであるという点で、
似かよった思考プロセスを持ってるのかな、と思いました。



で、本書「すべてがうまくいく」は、
「素直な心」をテーマに松下幸之助の種々の著作からのコンピレーション。
そのため多少語り口がバラバラ、と前置きされているが、まったく気にならないですね。

まぁそれはありがたいお言葉がたくさん並んでおります。

「素直」、大事。


2カ月間に再読どころか三読ということになります。

となると、どんだけDaiGo好きやねんと言われそうですが、まぁ結構好きですね 笑

ちょっと気になるところがあったのでそれを調べるつもりで読み直したんですが、
いい意味でサラサラ読めるので全部読み直してしまいました、というお話しです。


9冊で終えるのがなんとなく中途半端な気がして、さらに仕掛中だったのもあって、
無理くりのように31日の朝に読了。

こう書くと、無理に読み進めたように聞こえるかもしれませんが、まったく逆で、
面白くてしょうがなかった。

ひとことで言うと、

ヤバい、これ。

非常に稚拙ですが、ホントにヤバいんです。シンギュラリティ待望論者としては震えがくる内容。

特に松尾豊准教授始め、様々なその道の第一人者との対談が悶絶モノの面白さ。

「深層学習は農耕革命に匹敵する」と冒頭から再三謳われているが、まさにその通りかと。

知能とは何か、思考とは何か、そして人間って一体何なのか。考えさせられます。

年の最後に良い一冊に巡り会えたなぁと。


ということで、2016年最後となります月間読書レビュー。
最終月の12月は10冊で締め。

途中からほぼそれしかアップデートしない、という体たらくになりましたが、
来年はもう少し充実を目指していきたいと思います。

恒例ですが、気になる本がありましたら、クリッとクリックしてみてください。

それでは、良いお年をお迎えください!!

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