読書レビュー#2:「ビジネスで一番大切なしつもん」

2017年の2冊めはこちら。


(※画像はアフィリエイトリンクです)

これは再読ですね。
10月のレビューを見てもらうとわかるんですが、
この月はザ・コーチング月間、と呼んでも良いような、
コーチングの本ばっかり読んでいる期間でした。

ま、それにはちょっと理由があるんですが、って10月の月間レビューのところにも書いてますね。
それは機会があったら、もしくはリクエストがあったら、ということにしましょう。

そしてそのコーチングの本を読みあさってる間に、ずっと気になってたのがこの本で、
そういえば「しつもん」の本があったなぁ、それも読み直してみたいなぁ、
と思っていたんですね。

そしたらなんだか年を明けてしまったわけです。
で、いつ以来の再読かなぁと思って読書メーターをのぞいてみると、
なんと、奇しくも2014年1月4日。
これまた正月早々です。

なんだろう、正月はそんなモードになるときなんでしょうか?笑

上でも触れたように、コーチングの本たちを読んでる間に、
なんか「しつもん」の本に書いてあったことと似てるなぁ、
という思いを抱いていたので、気になってたわけですが、
改めて読み直してみて、大きな誤解に気づきました。

この「しつもん」の本が、著者のコーチングを学んだ結果、
及びその他の学びと相まって書かれたものである、と説明されてました。
順番が逆でした。

コーチングがベースではありますが、中に「勇気づけ」の話しが出てくることから、
アドラー心理学の影響もあるのかな、と思いました。
この本自体、2013年に出版されたもので、いわゆるアドラー心理学ブームの走りになった、
嫌われる勇気」も2013年で、しかもこちらは12月なので、
どの程度の影響があったのか定かではないです。
ちなみにこの「しつもん」の本にはアドラーのアの字も出てきません。
ですが「マインドフルネス」は出てくるので、そちらの影響もあるみたいです。


さて肝心の中身ですが、相手のためになる質問を「しつもん」とひらがな表記にして、
そうでないものを質問という漢字表記にして区別してます。

内容的には読むだけなら、「しつもん」のハウツーが満載で、
サラサラっと読めてしまう軽い感じのものですが、いざちゃんと身につけようとすると、
これは結構たいへん。

自分にするにもいい「しつもん」がたくさん書かれてますが、
ひとつ自分が気に入ったものをあげるとすると、

  今日、誰に、何に感謝しようか?

ですかね。

ちょくちょく見返したい本のひとつだな、と個人的には思います。




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