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近所の本屋の売れ筋ランキングで上位につけていたので読んでみました。
個人的にはマインドフルネス、とか瞑想にはちょっと前から注目していて、
以前こちらでも紹介した、(というか2回も紹介してる 笑)
「スタンフォードの自分を変える教室
1回目は読む前に、その当時やってた「未読書レビュー」(謎)の題材として、
そして2回目は読んだあとのレビューで紹介してました。
この本の中でも瞑想が取りあげられていて、科学的な研究成果の説明とかもあったはずで、
単純かつ素直な私は、それ以来、ちょっと昨年後半はペースダウンしたりサボったりしましたが、
瞑想を続けてきてました。
最初は10分から始めて、徐々に時間を伸ばし、今は25分やってます。
だいぶ昔にもヨガをちょっとかじっていた時期があったので、そこら辺の知識とないまぜにしつつ、
あとは、その他ネットでちょこっと調べただけで、特にまとまった勉強をすることもなくきており、
さして目に見える効果も出ず、
「これでいいのかな?」
という不安をずっと抱えていました。
そういう意味で、この本は、私のそんな不安にズバリと答えてくれる本でした。
ダイジェスト的に、瞑想のやり方が何通りか冒頭にまとめられているので、
何度もくり返し見返すのに向いています。
また、本文はストーリー仕立てになっていて、そのストーリー自体は、
瞑想ですべてが解決するという、Too goo to be true(うますぎる)展開になっているとはいえ、
要所要所に、というかこれでもか!というくらいに次々と、
書籍や論文や臨床結果の科学的なエビデンスが出てきてまして、巻末の文献リストとともに、
本格的に勉強してみたい、と思われるあなたの知的好奇心も満たせる構成になっています。
もちろん、これから瞑想をはじめてみたい、と思われるあなたにも最高にフィットします。
ぜひお試しあれ。
いい本だと思うんですが、最後に一点、出版元のダイヤモンド社さんに苦言を呈すとすると:
「世界のエリートがやっている」
「イエール大学で学び、米国で18年診療してきた精神科医が明かす!」
とか、もとは別に英語で書かれた本でもなんでもないのに、
「The Neuroscience of Mindfulness」
とか入れて翻訳本チックな見せ方とかとか。
なんだか怪しい情報商材臭がするのでやめたほうがいいと思うんだけどなぁ 笑
もちろんDRMの手法に則っているものわかりますけどね。
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