読書レビュー#12:「フリーランスを代表して 申告と節税について教わってきました。」



2005年に書かれた本ですが、いまだにロングセラーとして人気のようです。
「まず最初に手に取るならこの一冊」みたいな書かれ方をされてることが多いですね。

とまぁこんなレビューばっかりしていると、
あらぬ想像をかきたてらたりするんじゃないかと思いますが、
まぁそういうのを世間一般では邪推と呼んでおります 笑

前回↓の本を紹介したときのレビュー記事でも書きましたが、


ひとつのテーマについて固め読みする、いわゆる、シントピカルリーディング、
の一貫でございます。

で、こちらの本ですが、上でも紹介した「経費で落ちるレシート・落ちないレシート
と似た体裁になってまして、著者と税理士の先生との間で話しが進んでいく、

  対話モノ

です。

まぁこちらの「フリーランスを代表して〜」のほうが古いので本家で、
上の「経費で落ちるレシート・落ちないレシート」がオマージュ、
ってことになりますかね。

そういう感じの体裁なので非常に読みやすいです。
だからといって軽いだけじゃなくて、この本はしっかり大事なところも押さえられてます。

編集上の演出、という部分もたぶんにあるとは思いますが、
質問に答える税理士は、「名前を出さない」ことを条件にしているという設定で、
随所に「ごにょごにょして」みたいなこととか、
すぐ腹黒い笑いで悪い顔になってみたりとかとか、
なかなか突っ込んだ内容になってます 笑

もちろん、この本一冊だけですべてが解決する内容になってないのは、
前に紹介した「経費で落ちるレシート・落ちないレシート
と同じことなんですが、必要な人は両方もっておくといいと思います。

必要じゃない人も、パーソナルファイナンス、という意味で、
両方読むと理解が深まっていいと思います。
個人事業主を主に扱ったものですが、サラリーマンと対比してどうなんだ、
というのがよく分かるのでおすすめです。




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