『ジャック・ウェルチの「私なら、こうする!」』はまっとうな経営書【読書レビュー#17】

2月に突入しましたね。

いわずと知れた、といって世の中的にどのくらい知れ渡ってるのかわかりませんが、
経営学とかだと非常にポピュラーなGE。

その中でも一番有名な元CEO、ジャック・ウェルチによる一冊。
先にこっちを見かけたので手にとってしまったが、こちらは続編。

この本に先行して、「ウィニング 勝利の経営
を書いており、こちらの「私なら、こうする!」は、その続編として出されたもの。

主に「勝利の経営」に対してであったり、ジャック本人が講演で回ったりした際に、
彼自身に寄せられた質問への回答というQ&A形式で構成されている。

ジャック・ウェルチといえば「ニュートロン・ジャック(中性子爆弾ヤロー)」といわれて、
企業を破壊する、みたいな言われ方をしたりもするんですが、
書かれている内容はものすごくまっとう。

リーダーシップから組織のあり方、ビジネスモデル、カルチャー、あらゆる側面において、
適切な事例とジャックの答えが示されている。

にも関わらず、あとがきで、訳者が、「この本はちゃんとした経営学の本じゃなくて、
たたき上げのジャック・ウェルチが、まるで飲み屋で語りかけてくれるような本」

みたいな書き方をしてるのが非常に違和感を覚えるわけです。

ジャック・ウェルチは人材教育をものすごく重んじていたわけで、
さらにこの当時はGEのCEO職を辞したあとで、大学で教えてたりするので、
どこかのハードボイルド作家が答える悩み相談のような軽いものとはわけが違いますね。

ふたことめには「ソープ行ってこい」みたいなことも絶対言わないし。

まるでそんな感じの訳し方と、

「私なら、こうする!」的ないかにも独善的なタイトルのつけ方には、

疑問を呈さざるを得ない。

私にいわせれば、

「いいから、黙って読め」

的な一冊です。


次はこっちも読む(予告)ので、先回りしたいあなたは、どうぞ。



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