「スティーブ・ジョブズ」は色んな意味でヤバかった。[2019-28]【読書レビュー#229】

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私、マカー歴は比較的短いですし、マッキントッシュに対してもそんな偏愛ではないんですが、
スティーブ・ジョブズは好きで(といってもそんなに昔からではないです)、
このブログでも折に触れて引用してきたり例に出してた気がします。

ちょっと調べてみましたが、こんな感じでヒットしました。

  だいぶ初期のブログ記事です。くだらないですけど、悪くない。うん。(笑)
  かの有名なスタンフォード大学の卒業式でのスピーチ動画を紹介しています。

  これもなかなかいい記事です。うん。(笑)
  そしてまたしても上と同じ動画紹介です。どれだけ好きなんだか (苦笑)

  こちら変化球です。スティーブ・ジョブズと禅についてなんですが、
  ちょっと話しが意外な方へ展開しています。

  こちらではスティーブ・ジョブズと禅について、の本筋のほうです。

  タイトルに入ってますが、そんなに深くは語っていません。
  ただ、スティーブ自身が直接触れた禅の世界のうちの一つであります。

もう一つほぼ関係ない記事もありましたがそちらは割愛します。

で、本日はそのスティーブ・ジョブズにまつわる本のご紹介のわけなんですが、
何故か読書レビューの順番から欠番になっていました。

欠番というと分かりづらいかもしれませんが、この記事自体をナンバリングはしたまま、
(記事タイトルの[2019-28]【読書レビュー#229】というやつです)アップせず、
書き上げずにそれ以降のレビュー記事をアップしていた、というのに2カ月くらい気づかず。

公開してあるレビュー記事を番号順に並べていくと欠番が生じている状態になってました。
そういう意味での欠番です。

で、そんなこんなで本日は満を持してこちら。


スティーブ・ジョブズです。
上で「まつわる本」と書きましたが、そのものズバリです 笑

厳密にはSteve Jobs、原書の方です。

買ったのはだいぶ前で、出版されてまもなく、出張帰りにどこかの空港の本屋で、
こんな分厚いものを買う、という暴挙に出たわけです。

その後少ししてから一度手をつけて最初の数十ページまで読んだんですが、
それきりになってました。

やはりネックはなんといってもこの物理的なボリューム。

この、といわれてもわからないと思いますが、アマゾンでももう同じ版型がみつからない。
ので測りました。

サイズにして15.4×23.4×3.9センチメートル。
ページ数、631ページ(番号振ってある、インデックスの最後のページまで)

比べてみるとうちにある辞書より一回り大きい。こんな感じです。

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これだと非常に持ち運びが不便で、なかなか持って歩こう、という気にならず、
かといってキンドルで買い直すのもなぁ、という感じで悩んでいて、
でも早いとこ読みたいし、と長い間気になっていました。

そしてあるとき思い出し&思いつきました。

その昔、先輩がやっていた読み方なんですが、ついぞ自分はやったことがなかったんですね。
その方は結構、本でも、多くは雑誌でしたが、なんでもかんでもこんな感じで細切れにして、
持って歩いて、隙間時間に読んでいました。
特に雑誌の記事の場合は、出張に持っていって、そのまま捨てて帰ってくる、と。

私どちらかというと本はきれいに読みたい派、なので線引いたりページ折ったり、
というのに元来は比較的抵抗がありまして、今は結構やれるようになりましたが、
それでも未だに若干のためらいを心の奥底で感じています。

そんな自分にとってはなかなか踏み出しづらい一歩だったんですが、
この際意を決してやってみました。

こんな感じで。
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結果的にはやってよかった、と思います。
結構読みやすいし、区切りがつきやすいですね。特に分厚い本書のような場合。

面白いな、というか皮肉だな、と思ったのは、このスティーブ・ジョブズ、
とにかくユーザーエクスペリエンスへのこだわりがハンパない。

End to end で徹底的に計算して磨き上げたものを提供したい。

そこに一切の妥協は許さない。

それが故の悲喜こもごものエピソードが満載なわけです。

と、本の内容に入っていってますが、この本自体にはスティーブは口を出しませんでしたが、
作る側としてはその点もしっかりと意識して装丁まで計算して出版したと思っています。

知らんけど。
いや、そこまで考えてちゃんと出したと思いたい。

そのユーザーエクスペリエンスに徹底的にこだわっていたスティーブの本を、
そのエクスペリエンスを壊すようやり方で読む、という皮肉というかパラドクス。
でもガワよりもやっぱり中身が大切よね、と。

ずっと本棚の肥やしにしておいても意味ないですからね。

中身については、スティーブ本人とも膨大な時間のインタビューを重ね、
さらにありとあらゆる、といってもいいくらい多岐にわたる関係者に対して取材し、
良いも悪いも極力フラットに書かれています。

といっても人間のやることですから、もちろん偏りはあるし、読む人が読めば、
フェアじゃない、嘘ばっかり、と思う人間もいるでしょう。

ま、それよりも大切なのは本書から何を持ち帰るか、ということでしょう。

私にとってこの本は、経営でありテクノロジーでありコンピューターであり投資家であり、
一握りの成功者しかしらない閉ざされた世界でありマーケティングであり・・・
ありとあらゆる現実の世界が学べる本。

という感じでしょうか。

ざっくりしすぎてなんやそれ、かもしれませんけどね。

最後の方は刻一刻と終わりの時間が近づいてきて悲しくて胸が痛くなりました。

Steve Jobs
読了日: 2019年3月16日



日本語版はこちら


そして映画もあります。
結構スティーブのとんでもなさぶりがうまく描かれていて胃がキリキリします 笑

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