
「バズる文章教室」https://amzn.to/2wENMHg 立ち読みじゃないけど速レポです。これこそまさに速読向き。何がスゴいって煽り文句がスゴい。帯の。「話題の京大生ライターが言語化した“モテまくる文章”の科学」てね。
確かにこの著者、かつて天狼院書店の店長をやってて (私のフェイスブックのタイムラインにはやたら上がってくるんだが、あなたのとこはどうでしょう?)、そのきっかけになった(かな?詳細失念)ネットの記事「京大院生の書店スタッフが『正直、これ読んだら人生狂っちゃうよね』と思う本ベスト20を選んでみた。《リーディング・ハイ》」という記事の……長い、長いわ、長すぎる!!(ハァ、ハァ)
件のこの記事を書いた人が書いた本。(主語探してください)
いろんな経緯で著者のことを知って、前にも上記の記事を読んでたこともあったので買ってみたわけです。
バズる文章が書けるようになるか、と言われるとそこは自分の努力次第、運次第、才能次第、なのでなんとも、かな。
それよりも感心したのは題材の文章のチョイス幅の広さ。森鷗外、北原白秋から、AKBからあまちゃんまで…
それと各々の題材に対するマニアックなまでの掘り下げ。ただただ驚きですわ。
これを全部盛り込んで文章書いたら“モテまくる”文章どころか、フランケンシュタインも真っ青なつぎはぎだらけの奇怪な化け物が生まれそう…
頭に残ったところをつまんでいく、そんなつきあいかたがいいのかも、そんな一冊でしょうか。
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