USJと戦争論と尿もれの話し。[20-28]【レビュー#313】

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寄る年波にはなかなか勝てませんねぇ…


記事タイトルを書きながら、「一体なんの話しや」と思いながら、あながち見当違いでもないな、
と思った読書の専門家りゅうたろうです。

なんだかよくわからないまま、今日はこちら。

まだ読了ではないか。
ちょっと前にフォーカスリーディングのオンライン講座の練習用で、一度目を通してたもの。
15分でまずサーっと。
で、今ここ。というところです。

今日の帰り道にもう一回でだいたい拾えそうな感覚。
なんとなく軽いタッチのマーケティング本、前回紹介した「ドリルを売るには穴を売れ」
(レビュー記事はこちら→ 「さて問題です。ドリルを売るには…」)
に近いような内容かと思うとそんなことはなく、はるかに重厚な本です。

個人の経験に根差している、とはいいつつ、マーケティングの基本が押さえられた本。
かつユニークだなと思ったのが、マーケティングだけではなく、物理的な量は限られてますが、
キャリアやリーダーシップ開発にも触れられていて、終章3章くらいはこの話題になっていて、
ホントに著者が書きたかったのはこのパートなのではないかと。

前書きにも娘の就活をきっかけに娘にマーケティングとはなんぞや、とわかるように、
というのが本書の位置づけ、と書かれていたように、これから社会でのキャリアを歩み始める、
若い人たちに向けて、という熱い思いを感じました。

肝心のマーケティングどこいった?みたいな感じですかね…(笑)

本題であるマーケティングに関する内容はもちろんちゃんとしてて、
前回の「ドリル」がホントにホントの最初の一歩だとしたら、こちらは、んー、基礎、かな?

別にこれ以上難しいところへ踏み込む必要は無いと思う、必要にして十分な一冊
ではないかと。
基礎、であって初級ではないです。

ちなみ「ドリル」の話はここにももちろんのように触れられています。
(ハーバードビジネススクールのマーケティングの教授、セオドア・レビット氏のこと)
以下、「ドリルを売るには穴を売れ」のレビュー記事「さて問題です。ドリルを売るには…
から再度引用:
Harvard Business School marketing professor Theodore Levitt put it, "People don't want to buy a quarter-inch drill. They want a quarter-inch hole!"
(2.5センチ径のドリルが欲しいわけじゃない。欲しがってるのは2.5センチの穴だ!)

本書に戻りますと、著者はマーケティングをトレーニングと実務を通して学んできた、
てことなんですが、まぁある程度マーケティングに触れたことのあれば必ずや耳にするであろう、
P&Gの出身です。

P&Gといえば、パンパース、ウィスパー、アリエール、ファブリーズ、パンテーン、ジレット…
とあげるだけでキリがない、あなたの身の回りもP&Gだらけ、なんではないかと思います、
の、世界最大の日用消費財メーカー。
P&Gというのは、プロクター・アンド・ギャンブル、の略で、1837年にアメリカのオハイオ州で、
プロクターさんとギャンブルさんが作った会社、ということです。
創業183年!(2020年現在)
まぁ、日本の三越とかに比べりゃ大したことはない(1673年!!)ですが、アメリカという国は、
1776年に独立して国自体が244年しかない。
そのうちの183年ですから、国の歴史の8割くらいの長さで存在しているわけで、

P&G=ほとんどアメリカ

といっても言いすぎではないかと。

いや、普通に言いすぎですね(笑)

さらに余談ですが、海外とか外資系だと「ブランドマネジャー」と名のつく人はホント、
P&G出身の人多い印象ですね。

「またPGか!?」

的な(笑)

社長とか起業家に元リクルート 出身の人が多いのと似てるかも 笑
やっぱりそれなりに教育と知見が整ってる訳ですよね。

だいぶ前にレビューしたこれ、「ストーリーの話」も買おうとか、いつかまたと思っていて、
それきり読めずになってたのを思い出しましたが、これもPGの話しでしたねぇ。
(個別レビューではなく、「【2016年7月】読書記録」の中の一冊で紹介した、


また話しを戻して、この本でも書かれてますが、日本はマーケティング後進国、みたいなね。
確かにセールスとかプロモーションと何が違うの?とか、「マーケティング」で検索すると
「Webマーケティング」ばっかり出てきて、まぁなんかハウの話が多いんですよね、確かに。

しかし読むべきはクラウゼビッツの「戦争論」ですな。そろそろ取り掛からねばなるまい。
話しがポンポン飛びますが、本書をご一読いただけばご納得です。
そうでなければ、「そうなんだ」くらいに受け止めといてください。

それから日露戦争の話しも出てきますね。
よくマーケティング、ビジネスは、孫子が有名ですが、戦争になぞらえられることも多いですね。
今日のこの著者も戦争好きなのか、歴史好きなのか。

今並行して読んでるのが司馬遼太郎の「坂の上の雲」という、日露戦争を題材にしたものです。
読んでる最中なんでレビューはしてませんが(20年8月時点では読了)、これも出てきて親近感、
というか読んでて良かった、という安心感、というかなんというか…

そして戦争論、こちらです。
Sun Tzu and.jpg
クラウゼヴィッツ「戦争論」、孫子、「米陸軍戦略大学校テキスト『孫子とクラウゼヴィッツ』」

って自分で書きながら、この記事の下書きはスマホでお茶しながら書いてたんですが、
その勢いのままポチッと買ってしまいました。
戦争論はあまりに歯応えがありそうなのと、自分で書いたからか、引き寄せの法則か、
孫子と戦争論を比較したこんな米軍テキストまで 笑
これぞ自己説得効果。

だんだん話しがよくわからなくなってきたかもしれませんが、今日はマーケティングです。

そして最後に、マーケティングの極めつけ。

外出先の駅のトイレで見かけたのがこちら。
ちょうど用を足そうとすると、その目の前にデン!と。
目が釘付け、思わず写真を撮ってしまったわけです 笑
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まさに消費者の欲求、というか「あるある」を顕在化した欲求に変えて、形にした代物。
当然これに反応するのはわたしと同年代かそれ以上、若い人にはなんも刺さらない。
分かる人にはわかる、「あるある!」で、これを見ると「あれをなんとかしてくれんのか?!」
とか心が騒ぐわけです。
やりますな花王さん。

ここで記憶に残して、店頭近くでもうひと押し、でしょうね。
あとはトイレの入り口でサンプリング、というのが王道でしょうか。
間違いなく手にとるわ、これ。ウン。

ちなみにこちらですよ。心がグッと動かされたあなたに。


と、最後は尿もれの話しになってしまいましたが、今日はれっきとしたマーケティングの話し、
こちらの本のご紹介でした↓

USJを劇的に変えた、たった1つの考え方
読了日: 2020年6月17日

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