売れ過ぎちゃって、もう!なストーリーを書けるように。[20-35]【レビュー#320】

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むかぁ〜し、むかしのことじゃったぁ〜… (市原悦子風)



懐かしくて、この絵を見るだけであの歌が頭の中をかけめぐる、読書の専門家りゅうたろうです。
昔ばなしといったらこれを置いて他にはない、と信じて疑いません。

が、今日は昔ばなしではなくこちらです。

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こんな画像とともに、こんな問いかけから始まります。
(あ、このページのことです)
あなたは答えられますか?
なぜ、パイレーツ・オブ・カリビアンは私たちの心を掴んで離さないのか?
なぜ、パイレーツ・オブ・カリビアンの続編が公開されると映画館に人々が押し寄せるのか?
なぜ、パイレーツ・オブ・カリビアンのチケットは世界中で売れるのか?
決定的な違いはジョニーデップがカッコいいから・・・ではありません。映画を作るのに膨大な作成費をかけているから・・・というものでもありません。また、ジャック・スパロウのキャラが独特で面白いから…でもありません。
では、決定的な違いとは一体何なのか?
で、なに?

なんなのよーーーっ!!???

と思って買ったわけですね。ワタクシ。

ストーリーテリングの話かと思ったらWEBマーケティングの話だった。ちょっと違和感。
と思ったのが最初に流し読みした感想。

なんだけどよくよく振り返ってみれば、自分は何を求めてこの本を読んだのか…
いろんな映画のプロットを分析して、ヒットするような物語が書けるようになりたかった?
ハリー・ポッターとかパイレーツ・オブ・カリビアンが書けるようになりたいと思ってたのか?

答えは、NO!

ですね。(あっさり)

てことはよくよく考えるとニーズにはマッチしていたのかもしれない。
というかバッチリ合ってた、はず。

なのになんともいえないモヤモヤ感…
あまりにあっさり読めてしまうからなのか?
まぁ確かに、内容が少し薄いかな、という感覚は否めないんですよ。

それ以外にじゃあ何が不満か?

と言われると特になくて、簡単すぎる、てことくらいか?
特にストーリーテリングを深掘りしてないのが物足りなさを感じるのかもしれないけど、
でもストーリーの重要さはしっかりうたわれてるし、

ストーリーをどうやって構築したらいいか、については、これ以上ない、

というくらいバッチリなフレームワークが用意されてます。

これに則ってサイト構築したら、誰でもウハウハ…

そうか、それだ!
なんか一言でいうと、

胡散臭い。

今さらダイレクト出版の本捕まえてなにいっちゃってるんだか、て感じでした。

と、なんだか自分の違和感をつらつら垂れ流してしまいましたが、ひとことでいうと、
映画好きが書いた、めちゃわかりやすいWEBマーケティングの本
て感じでしょうか。
WEBに限らない、とは思うんですが、サイト構築に主眼が当てられてるように感じます。
それはそれですごくわかりやすくて、ホント、上でも書きましたが、

フレームワークに沿ってストーリーを書き上げるだけで、売り方もサイト構成もバッチリ、

な優れもの。

それと、ちょっと構成上違和感がありつつ、一番気に入ったのが、13章の組織マネジメント、
というかビジョン浸透というか、の箇所。
短いしメチャ簡潔に書かれてるんですが、すごい的を射ていていいな、と。

さらに終章には、具体的にどうやっていけばいいか、の手順もステップ・バイ・ステップで、
ていねいに書かれていて、もうホント、手取り足取り。

これで集客&売り上げ上がらなかったらどうするの?て感じです。
と、書いていて気がついちゃいました。

そう、この本だけではなかなか上手くいかないんですよ、きっと。
それか上手く行かせるにはものすごい手間がかかるか。

「上手くいきませんでした?そりゃどっかおかしいんですよ、なんならお手伝いしましょうか?」
と、ブランドストーリー(著者の会社)に引き込むためのフロントエンドなんではないかと。
この本は 笑

日本からは遠いのでアプローチしづらいですけどね。
とりあえずは本で。
ダイレクト出版、強気の90日返品保証なので、2980円の本もただで読めます。

たかだか2980円の投資なのでケチることもないですが。

ストーリーブランド戦略
読了日: 2020年8月10日
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