悪魔の「説得の心理技術」で思いのままに。[20-32]【レビュー#317】

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「お前を蝋人形にしてやろうか…」

「を」なのか「も」なのか、諸説あるようですが、「蝋人形の館」の歌詞は「も」ですね。
動画探したんですが、なかなか厳しく制限されてるようなので、DVDのご紹介でも。

あらためて閣下の歌のうまさに驚嘆している読書の専門家りゅうたろうです。
別に今日は聖飢魔IIの紹介ではなくてこちら。

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おどろおどろしい表紙と「カルト教団で9年間を過ごした男が…」という文句が目を引く。
そして「悪用厳禁」の文字も。

原著は2005年に出版。
日本では初版が2013年に出て、2020年11刷なのでロングセラーといえるんじゃないでしょうか、
この手の本としては。

ただ出版業界の監修に詳しくないので1刷あたり何冊刷っているのかわかりませんが。
そして特にこの本を出しているダイレクト出版の場合、書店に卸すわけでもなく、
完全直販なので、余計つかみづらいところはありますが。


まぁそのへんは置いておいて、こちらの「説得の心理技術。」

毒々しい入口と謳い文句の割には中身は非常に真っ当です。
最初に著者のカルト教団時代の経験と彼らの洗脳手法が語られるわけですが、
本書はその洗脳を目指すのではなく、win-winの説得を目指すのだと。

その前提に立って、説得のための技法が延々展開していきます。

なにも間違ってないけど…普通だよね。

て感じ?

自分がなにを期待してたんだ?というのもありますが、ごく普通に見られる、
セールス用のノウハウ満載の本、て感じ。
正直いって、内容も薄っぺらい感じがしますね。

手にする前の宣伝文句と表紙周りのインパクトが大きすぎるだけに、
その落差に頭がついていかない、そんな印象でした。

印象的なのは、またでた「影響力の武器」て感じで、長々引用されてます。

いろんなところで出会うことが多いんですが、毎度驚かされるのは「影響力の武器」
の影響力の大きさ。
これ読んどけばいいだろ、みたいな。

ということでそろそろまた読まねばなるまい…「影響力の武器」を。
というのが結論ですかね 笑


ちなみに今日紹介の「説得の心理技術」は、「ダイレクト出版」から出されている本なので、
一般の本屋とか、Amazonや楽天ブックスとかでは売ってません。
そしてなんと、本屋としては珍しい、おそらく唯一の(?)、90日間返品保証つき。
書き込みとかしてあってもOK、なので、こんなこと書いちゃうと怒られそうですが、
90日間読み倒して、使い倒して、それから返品、でもいいってことですね。

説得の心理技術
読了日: 2020年8月13日
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