『兎の眼』が語るダイバーシティの本質。[21-38]【レビュー#375】

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人間て…

何十年ぶりかの再会。
娘が受験対策で、ということで買ってたのが読まずに放置されてました。
なので私がこのたび読んでみました。

その昔、初出は1974年なので出版されたばかりではないと思うが、
小学校の時にウンウン言いながら読んだかすかな覚えが。
というのもその後同じく灰谷健二郎の『太陽の子』*も読んだので。

*別途レビューしますがちょっと勘違いがあったっぽいです。

中身は何にも覚えてないけどいい本だったという思いだけは残ってた。
特に↑の表紙のイラストは強烈に印象に残ってます。
残念ながら今回読んだのは別の出版社のものだったので違う表紙ですが。

今回読んでみて改めて感動。
ストーリーは覚えてなかったけど、小谷先生とか鉄三とか処理所の住人とか、
非常に懐かしい感じだった。

SDGsとか多様性とか最近になっていってるけど、なんかどうも本質を捉えてない、
というか薄っぺらいというか。

この状況を見たら、バクじいさんはきっとこんな反応をするんだろうなぁ。
バクじいさんはいやいをするように首をふった。
「すこしもわかっておらん」
バクじいさんはかなしそうだった。
ダイバーシティとかインクルージョンとか横文字ふりまわす前に読んでみて。

兎の眼
読了日: 2021年11月19日

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