
もう年が改まって3ヵ月が経とうとしてまして…。
このまま更新しないとやめてしまいそうなところを、なんとか奮起して再スタート。
2021年の読書レビューを書ききったところで力尽きていました。
今日は2021年の全読書記録のまとめです。
これは毎度大変なので読書メーターから引っ張ってきています。
レビュー記事のナンバリングだと40冊。
読書メーターは42冊。
おそらくメチャメチャ短いのも読書メーターは1冊としてカウントしているので、
そのあたりの誤差ではないかと推察されます。
けどね、いずれにしてもね。
40冊ってなによ、と。
冊数を追わない、といっていたのはいいんですが、それにしても、ねぇ。
と思ったら去年の2020年のまとめ記事でもまったく同じこと書いてます
なんと2018年、2019年とも100冊割れだったんですね。
「冊数を追わない」というのは2〜3年前からいっていることなんですが、それにしても、ねぇ。
「読書の専門家」とかいってる場合じゃないな…。冊数に関しては、2020年の年頭にもなんか書いたような…
そして経年の読書数は以下のとおり。
2018年 87冊
2019年 84冊
2020年 59冊
そして2021年 40冊(読書メーターは42冊)
冊数追わないにしても2022年はもう少し頑張れよ、σ(゚∀゚ )オレ。
ということで2021年の全読書記録まとめです。
2021年の読書メーター
読んだ本の数:42
読んだページ数:11302
ナイス数:268
読みたいことを、書けばいい。 人生が変わるシンプルな文章術の感想
新年一発目でなんか読みたくなって読んでみた。軽いタッチでボケ倒し、かつ本質的なことが要所要所で鋭くエグってくる。天才の仕業としか思えない。これは転職とかキャリアを考える人もバズる文章を書きたい人も必須。もう十分に売れまくっているし、ネットにもいろんなレビューやらなんやら、ありとあらゆるものが上がっているので、クドクドは書きません。もし、もしも!まだ読んでいないのであれば、ぜひに。あな… 続きはこちら→ https://blog.reading4life.net/article/481227294.html
読了日:01月01日 著者:田中 泰延
読んだ本の数:42
読んだページ数:11302
ナイス数:268

新年一発目でなんか読みたくなって読んでみた。軽いタッチでボケ倒し、かつ本質的なことが要所要所で鋭くエグってくる。天才の仕業としか思えない。これは転職とかキャリアを考える人もバズる文章を書きたい人も必須。もう十分に売れまくっているし、ネットにもいろんなレビューやらなんやら、ありとあらゆるものが上がっているので、クドクドは書きません。もし、もしも!まだ読んでいないのであれば、ぜひに。あな… 続きはこちら→ https://blog.reading4life.net/article/481227294.html
読了日:01月01日 著者:田中 泰延

Twitterの#読書の秋2020ていうイベントでおすすめされていて、読んでみました。もう感想というか何というか、2回回して読んでみたんだけど、難しいよ、これ!ウィトゲンシュタインからペイフォワード、テルマエ・ロマエ、小松左京、贈与の本質から教養・仕事のやりがいにつながっていって…頭悪くてついていけない(涙)もう3回くらい回すとなんとかなるか…と、読んだ直後のメモには残っていて、本の… 詳細はこちら→ https://blog.reading4life.net/article/481227488.html
読了日:01月03日 著者:近内悠太

文芸オタクの三宅香帆さん。本書入り口の「小説と自己啓発本は同じ」という書き出しはなかなかのインパクト。後書きに告白のように「もはや本文読んでくださった方にはバレバレだと思うのですが、本書はみんなに小説を面白く読むコツを伝授する、という名目で、私が「小説って面白いんだよ!ほらー!!」と好きな小説について語りたいだけ語る本でありました。と書いてるけど、知ってたよ最初から。てかバレバレや 続きはこちら→ https://blog.reading4life.net/article/482304696.html
読了日:01月06日 著者:三宅 香帆

図で考える、というのは自分はメモを取ったり話しを聞いたりしながら字だけでなく、落書き的に図みたいなポンチ絵みたいなものを描くことが多いので、ちゃんと学んでみたいなと、そんな欲求にハマったんだと思います。で、中身なんですが、ひとことでいうとコンサルっぽい。いや、ほんとコンサルぽいわ。ていってわかる人はわかる、わからない人はわからない(当たり前)表現でごめんなさい。なんか私の脳力だとそれ以上… 詳細は→ https://blog.reading4life.net/article/482304803.html
読了日:01月08日 著者:平井 孝志

尊敬する出口治明さんの本。「人・本・旅」と「タテヨコと算数」という考え方には初めてお話しをお伺いしたときに、非常に感銘を受けました。それ以来「人・本・旅」は常に意識してるとこですが、「タテヨコと算数」は忘れてたな、と。時間軸と空間軸と、データ、エビデンスを大事にしようという話で、世の中を席巻する、変な言質やら考え方に対して冷静に分析してくれます。そういう意味ではこの本、「還暦からの〜」て… 詳細は→ https://blog.reading4life.net/article/482304824.html
読了日:01月31日 著者:出口 治明

読んでみようと思ったわけですが、一番のきっかけは三宅香帆さんのこれ→「(読んだふりしたけど)ぶっちゃけよく分からん、あの名作小説を面白く読む方法」で、金閣寺にもどるわけですが、この「ぶっちゃけ…」のおかげで、あらすじというか概略も結論もわかっていながら読み進めました。ふつうの感覚だと先わかっちゃてるとつまらないんじゃ、と思うかもしれないけど、ぜんぜん面白かった。逆にストーリーの全体像がわ… 詳細は→ https://blog.reading4life.net/article/482304874.html
読了日:02月15日 著者:三島 由紀夫

内容はたいしたこと、というと語弊があるけど、なんか必殺技とか、これやるとブログですぐ稼げるようになるぜ、イェイ!とかそんなことはぜんぜん書いてないです。書かれているのは大事な考え方。一言でいうと、「気合いと根性」以上。まぁ気になる人は読んでみてください。本にも書かれてますが、自分の成長度合いに応じて理解や内容も変わってくるかと。根性論じゃないかもだけど、行動して行動し続けなきゃなにも 詳細はこちら→ https://blog.reading4life.net/article/483110021.html
読了日:02月19日 著者:染谷 昌利

まえがきのとおり、「本書を読むことで、勉強が楽しくなるようなことはない。勉強をする気になるかどうかも、まったく無関係だ。だから、子供に勉強させたい人や、自身でもっと勉強がしたい人にも、本書はそれほど役に立つことはない。」身も蓋もない書きっぷりだけど、まさにそのとおり。勉強はつまらなくて当たり前。「釘打ち」だから。なんでそれを楽しくやろう、なんてのもナンセンス。この本のエッセンスは一番… 詳細はこちら→ https://blog.reading4life.net/article/483110025.html
読了日:02月26日 著者:森 博嗣

創業者の正垣泰彦氏による本。いやーメチャ面白いです!メチャ面白い、というか為になる、実践的経営の教科書ですねこれは。写真には出てないんですが、帯には「ありがちな精神論、根性論なし」「金言だらけの名著」とあってまさにそのとおり。ガチでオススメ。こんなに安くていいんかい。タメになること多すぎで付箋貼りすぎました。徹底して数字に落とし込む姿勢、自責で捉える地動説、他にも実体験に基づいた教訓 詳細はこちら→ https://blog.reading4life.net/article/483110061.html
読了日:03月03日 著者:正垣 泰彦

原題はTrigger.トリガー、引き金。要は人を動かすための仕掛け集30、ということです。「マーケティング」というのとはちょっと違う、というか狭い感じがします。フォレスト出版、帯の推薦はメンタリストのDaigoさん、なので多くは語るまい。ポイントとして読後メモに書いていたのは以下の2点。これだけ押さえておけばOKでしょう。「KISS シンプルでおバカで」「30: 正直が大事。」他は 詳細はこちら→ https://blog.reading4life.net/article/483110072.html
読了日:03月04日 著者:ジョセフ・シュガーマン,佐藤 昌弘

大泉洋さんが学生の頃から方々で書いてたエッセイを集めて本人がレビューを加えたり、新たに書き下ろしのエッセーが何本か加えられたりしたもの。いろんな経験とか葛藤を経た成長過程が見られて面白い。初期はメチャクチャな作品も結構あるけど、途中から内容も然りだけど文体とか表現が、うまいなぁと思える作品が増えてきて楽しめました。下の文章とかは最初の分だけが心象で、あとは事象、要は事実の描写な… 詳細はこちら→ https://blog.reading4life.net/article/483110113.html
読了日:03月27日 著者:大泉 洋
前半(上)あたりはまぁ子供向けかなぁ、くらいに思って、まぁそれでも微笑ましいなくらいに思いながら読んでました。が!下巻の途中から一気に加速。アップダウンにどんでん返しで息つく間もなく読み切った感じ。最後の方はサイゼリヤで夕飯を食べながら読んでましたが、このままいくとここで泣き始める、ヤバい!だけど止めたくない、の葛藤を振り切って家に帰ってきて読み切った。うーん。泣ける。でもオオカミ様、もっと善処してほしかったよ… 。・゜・(ノД`)・゜・。
読了日:04月02日 著者:辻村 深月
読了日:04月02日 著者:辻村 深月

鬼滅?みたいな出だしから、鬼?的な展開。こちらも娘からのおすすめで、先日読んだ「かがみの孤城」に泣いた、と伝えたら、こっちも激推しされた。話の短さと軽さもあるけど、親父はかがみの孤城のほうが好きだったよ。てかこれ、一冊完結なの?シリーズなの?あまりに中途半端な気が… ※追記 2021年9月に『うちのにゃんこは妖怪です つくもがみと江戸の医者 』というのが続編で出ているようです。
読了日:04月08日 著者:高橋 由太

今日ご紹介の『それから』は、夏目漱石の前期三部作の2番め。1番めは『三四郎』。こちらのレビューは以前に下の記事で書いています。https://blog.reading4life.net/article/479206998.html で、『それから』に戻ります。なにが「それから」?まさに「それから」それから?!いやいやなんというか、言葉使いこそ古いけどぜんぜん古くない。映画化決定!とかなってもおかしくないし面白いんじゃないかと。ただ個人的にはこういうエンディングいやなのよ。「それから」?!!!みたいな。
読了日:04月09日 著者:夏目 漱石

一篇一篇はすごく短いんだけどなんかすごいなぁと。ホント「とるにたらないものもの」なんだけど必ずインパクトというか印象的な一文が。「固ゆで玉子 ー 完璧なまるさで存在するそれは、一個まるごと身体に入ってこそ特別な食べ物になる」とか「フレンチトースト ー 幸福で殴り倒すような振舞い。私はそれを、そう呼んだ。」絶対書けないなぁ、と思う。ホントこんなささいな「とるにたらない」事象と出会った心象を描写する力は、悪魔と取引でもしない限り手に入らない。こんな感じ?
読了日:04月10日 著者:江國 香織

簿記が生まれてから今の管理会計、ファイナンスまでの変遷を世界史の事象と絡めて、ストーリーで教えてくれる。もともと自分の財産を管理するところから始まった複式簿記が、他人から預かったお金を管理するために。過去を管理する財務会計から、未来を描く管理会計へ。ダビンチ、レンブラント、カーネギー、ジム・ケネディ、エジソン、プレスリーからマイケル・ジャクソン、ビートルズ。一見関係なさそうな人と 詳細はこちら→ https://blog.reading4life.net/article/483110185.html
読了日:04月11日 著者:田中靖浩

「自分は、仕事をすることで、社会の何の役に立っているのか?」これがすべて。一枚の図で自分と社会のつながりを、会計というツールを通してその仕組みを見事に解明。ところで著者の近藤さんてカヤックにいた方なのね。確かにこの本もビジネスの本というよりもクリエイティブな本だなぁと。中学生くらいでこのくらいのことは知っておけると、世の中の見方とか、仕事に対する考え方とかが変わるんじゃなかろうか。
読了日:04月11日 著者:近藤哲朗,沖山誠

「ホモ・サピエンスはネアンデルタール人と交配していた」えっ?!てなるいきなりのインパクト。どうもゲノムを解析するとそうなるようです。ゲノムすげー、万能じゃん?まぁいろんなエピソードが出てきて確かにそんな万能感もありつつも、筆者が言いたいことは逆。ゲノムは万能じゃない。DNAが99.9%同じということは300万のDNA情報が違うということ。遺伝子学はまだ未完であって解明されてないこと 詳細はこちら→ https://blog.reading4life.net/article/483110217.html
読了日:04月12日 著者:アダム ラザフォード

スキーマ、多読・多聴は無駄?!「認知心理学」という言葉に惹かれて読んでみました。コーパスとかツールはいつか暇なときに使ってみようと。熟見という発想はなかったけど、確かにやってたし、やってみるのが確かにいいと思った。結局今の自分があるのは多読・多聴を通したスキーマができてたんだと思った。あとアウトプットは歌で。となると正しいってことが。無意識的、非言語化しながらやってきてたってことか。でも最初に書いてあったけど目的が大事よね、と。なにを、どこを目指すのか、と。
読了日:04月15日 著者:今井 むつみ

本屋で見かけて、手に取ってみた。まさにセレンディピティ。「思考の整理学」に続いて2冊目の外山滋比古。なめるように読むのはあまりよろしくない。風のように読むのがいい、と。かといって一冊10分みたいな読み方は言語道断だし、そんな程度で読める本なら、読む必要もなかろう、と。確かにね。読書百遍自ずから意は通じない。わかったような気になるだけで自分の枠が広がってないのだから、わかろうはずもない 詳細はこちら→ https://blog.reading4life.net/article/483110253.html
読了日:05月12日 著者:外山 滋比古

かつて広告業界にいながらこんな感じの本は読んだことありませんでした。ザザッと2回り。101のハウツーが満載。なんだがあまり意識すると変なことになりそうな危惧も。大事なのはLF8=8つの欲求。あとは取り入れられそうなところから好きなものを取り入れてみたらどうでしょう。ものを書くときに横に置いておいてチェック用にするとか。
読了日:05月20日 著者:ドルー・エリック・ホイットマン

もう何度目かわからないが、読むたびに新たな気づきと発見が。これぞビギナーズ・マインド?一つひとつ、心に沁み込ませるように毎日少しずつ。優しい気持ちになれます。その瞬間はwもう少しまともなレビューはこのブログの中で何度か書いているので、「禅マインド」で検索してみてください。といっても面倒でしょうから検索しておきました。意外や意外、記事2本しか見つからず。「禅マインド」の検索結果へ。ところで版元のサンガ出版、2021年にいったん破綻しました。その後社員の方がクラファンで復興中なので、この本も今は入手困難かも
読了日:05月23日 著者:鈴木俊隆

2回目のトライ。内容はすっかりさっぱり忘れてました。なぜ改めて読もうと思ったかというと夏目漱石の前期三部作というやつだからで、三四郎、それから、と読んできての三作目、なわけです。そして改めて三作目、としての『門』。うおー、わからん。このエンディング。といいつつ思ったのは、人の日常ってこういうことかなと。側から見たら何気ない、大したことないことの積み重ねが、当事者にとっては心惑わせる 続きはこちら→ https://blog.reading4life.net/article/483110291.html
読了日:05月27日 著者:夏目 漱石

本当にわかった!か、どうかはわかりませんが…量子ビットとか重ね合わせ、とかその辺はなんとなく知ってたんだけど、だからなに?みたいな感じからもう一歩進めた感じ。そんな簡単な夢物語じゃないのよ、ということがわかりつつやっぱりワクワクするよね、と。たしかに量子コンピュータもすごいんですけど、ムーアの法則の限界に近づきつつある、っていう今のトランジスタ技術が十分驚愕に値する凄さだな、と。 詳細はこちら→ https://blog.reading4life.net/article/483110311.html
読了日:05月30日 著者:武田 俊太郎

売れっ子脳科学者(?)中野信子さんの本。彼女の本は『サイコパス』を読んだきりでその時の印象があまり良くなかったので、今まで読まずにきてました。内容が良くない、というよりも薄い、所詮新書に求めすぎかもしれないけど、と感じてたし、脳科学者いう割には学術的な記述も少ないので、避けてました。タイトルはキャッチーなものが多いんだけど「まてまて、騙されるな」と(笑)で今回久々の彼女の本を手に取っ 詳細はこちら→ https://blog.reading4life.net/article/483110327.html
読了日:06月12日 著者:中野 信子

ずしっと重いんです。密な感じ。なので見た目より結構ボリュームあります。量子コンピュータなんですが主には量子アニーリングマシンの話し。量子アニーリングマシンは量子コンピュータなのか否か、というのは置いておいて。なに言ってるかわからねぇ。とか「量子アニーリングマシンってなに?」とか、詳しく知りたい方は『量子コンピュータが本当にわかる!』をどうぞ。量子アニーリングマシンが得意なのは最適化 詳細はこちら→ https://blog.reading4life.net/article/483110337.html
読了日:06月23日 著者:寺部 雅能,大関 真之

夏目漱石の後期三部作の一作目。出だしは新聞の連載を書くにあたって…云々という下りがあって、なんか変わった感じだな、と思ってて、読み進めるうちにそんなことはすっかり忘れてた。後半に来て(Kindleなので後半からどうか定かじゃない)、語り手が変わって視点が変わって…あー、そういえば、と思いつつ、読み始めから時間かけすぎたか、若干混乱。そうこうしてるうちに衝撃のラスト。「えっ?!ここで!?」的な。そして次は後期三部作の二作目、行人へ。
読了日:07月07日 著者:夏目 漱石

センスは普通、王道を知ることが大事。とか、知識大事、とかとか。フォントの選びひとつでも歴史とかそういう知識を活かさないとおかしなことになる。「なんかいいよね」禁止、的な。知識を総動員すること、知識を集める、身につけること、そして、言語化概念化一般化すること。そんなとこかな。そういえばこんなにキチンと説明してくれたクリエーターいなかったぞ。この本の何たるかは、帯のコピーにすべて集約さ 詳細はこちら→ https://blog.reading4life.net/article/483110375.html
読了日:07月15日 著者:水野 学

最初に読んだときは拒否感なのか嫉妬なのかなんか受け入れられない感じだった。なんだろう、なんか生っぽすぎというか剥き出しすぎてなんだろうか。矢沢永吉は聴いたこともないしキャロルと矢沢の関係とかも全然知らなかった。最初はそんな感じだったと言いつつすごい引き込まれる感じで、滅茶苦茶な環境に置かれても、その中でめちゃくちゃ頑張ってるのがただただ唖然。単なる悪というかはぐれもの、ではなく誰より 詳細はこちら→ https://blog.reading4life.net/article/485017387.html
読了日:08月06日 著者:矢沢 永吉

(1回目と同じです)最初に読んだときは拒否感なのか嫉妬なのかなんか受け入れられない感じだった。なんだろう、なんか生っぽすぎというか剥き出しすぎてなんだろうか。矢沢永吉は聴いたこともないしキャロルと矢沢の関係とかも全然知らなかった。最初はそんな感じだったと言いつつすごい引き込まれる感じで、滅茶苦茶な環境に置かれても、その中でめちゃくちゃ頑張ってるのがただただ唖然。単なる悪というかはぐれ 詳細はこちら→ https://blog.reading4life.net/article/485017387.html
読了日:08月10日 著者:矢沢 永吉

なんとなくわかってきた。夏目漱石の終わり方。「え?!ここで?」的な。そして結論は出ない。示唆もない。チョーモヤモヤする。これが狙いなのかよくわかりませんが…モヤモヤモヤ〜〜 先生に聞いてみたい。
読了日:08月26日 著者:夏目 漱石

あまり気持ちのよくない本です。個人的には。なのでレビューも気持ちよく書けませんでした。2回読んだ。のは最近の恒例なんですが、最初に読んだ時から、というか読む前から(?)バイアスがあったのかもしれないが、それにしても偏ってるなー。と。あー、元朝日新聞の記者だからかなー。みたいな。しかも記者時代はトヨタにずいぶん肩入れしてたのか、書き方がフラットじゃないな、と。基本思想はゴーンを叩くとこ 詳細はこちら→ https://blog.reading4life.net/article/485017439.html
読了日:09月12日 著者:井上 久男

アメリカの哲学者ジョン・デューイによる一冊。経験学習の理論的背景のために。本自体は薄くて短いんだけど、なんか読みづらくて頭に入らない。今レビューしてるけど「読了」とカウントして良いのか感満載。上の写真↑左下に「大文字版」て書いてあるのわかります?その名のとおりなんか字が大きいんですよ。仮説ですがそれが読みづらくしてる原因でもあるのかな、と。いわゆる教室での一方的な講義スタイルがダメ 詳細はこちら→ https://blog.reading4life.net/article/485017457.html
読了日:10月02日 著者:ジョン・デューイ

著者ご本人(曽和利光さん)のセミナーが面白かったので即買い。仕事柄知ってるつもりでいることが多いんですが、それでも沢山発見がありました。「組織論と行動科学から見た」というのがついていて理論的背景が充実してます。人と組織に関わってるけどちゃんと学んだことない人や自分みたいに経験の浅い人にも、組織論と行動科学の入り口としてオススメ。なんとなく理解はしてたんですが自分的にはちゃんと理論的背景を理解してなかった、というものも多くて、ちゃんと原典に当たってみようと思ったものがたくさんありました。
読了日:10月02日 著者:曽和利光,伊達洋駆

夏目漱石の後期三部作、三作目です。いやこれヤバいよね。こんな手紙もらってこれから先どうやって生きていけと…2度目の読了だけど、こんな終わり方、ぜんぜん覚えてなかったわ。これで夏目漱石の前期&後期三部作を全部読み終えたことになるわけですが…それぞれあんまり細かいことは覚えてなくてあくまで印象なんですけど、夏目漱石ってなんか拗らせちゃった面倒くさいキャラクター作りが最強だな、と。今で 詳細はこちら→ https://blog.reading4life.net/article/485017494.html
読了日:10月22日 著者:夏目 漱石

これを一冊にカウントして良いものかどうか…まぁそれはさておき初イワンの馬鹿。名前だけはあまりに有名(だよね?)だけどこれまで縁がなく。縁がなかったわけじゃない、自分が手を伸ばしてこなかっただけ。うーん、トルストイだからロシアの話なんだけど、これ「労働万歳。財産はみんなで分け合おう」なんて単純なプロパガンダ小説じゃないよね?まさか。なんか裏にこめられた深いメッセージがあったりするんでしょうか…
読了日:10月24日 著者:レオ トルストイ

戦争と平和ときたらもちろん思い出すのは…いや、そうなんです。これですよね。トルストイ、ですよね。自分もろくすっぽ確認もせず「青空文庫で!無料で!」と思って読み始めて、あるときふと見たら著者が「丘 浅次郎」となってるじゃないですか?「あれ?」と思ってよくよく見たら翻訳者の名前でなく著者。書いた人ですよ。あれー?と思って読み進めた、というか最初から面白かった。最後まで面白かった。ときた 詳細はこちら→ https://blog.reading4life.net/article/485017516.html
読了日:11月02日 著者:丘 浅次郎

「経験学習」ってなに?経験から学ぶってどういうこと?ということに興味があるあなたに。スゴい簡単にわかりやすく書かれてます。非常に読みやすいので経験学習はじめの一歩としてメチャおすすめ。で単に自己啓発本みたいに読みやすく書いてるわけじゃなくて、ちゃんと後ろには膨大な理論的背景が…巻末の参考文献リストを見てみるとわかります。そんなこんなをこれだけの簡便さに読みやすくまとめる、というのはまさしく偉業と呼んでも良いのではないかと。まぁ四の五の言わずに読んでみてくださいな、と。
読了日:11月11日 著者:松尾 睦

トヨタのA3とかA4とか言われるのがビジネスの世界では有名だったりしますが、その研究をする必要がありまして。A4一枚のトヨタ方式の人らしい。浅田すぐる氏、もとトヨタの人だそうです。A4一枚にまとめることが目的ではなくて考え抜くこと(筆者は「思考整理」と呼んでいる)が大切。それと3つの疑問詞what?why?how?に答えること。これがエッセンス。端的だけどたしかにその通り。シンプルな 詳細はこちら→ https://blog.reading4life.net/article/485017535.html
読了日:11月14日 著者:浅田 すぐる

何十年ぶりかの再会。娘が受験対策で、ということで買ってたのが読まずに放置されてました。なので私がこのたび読んでみました。その昔、初出は1974年なので出版されたばかりではないと思うが、小学校の時にウンウン言いながら読んだかすかな覚えが。というのもその後同じく灰谷健二郎の『太陽の子』も読んだので。中身は何にも覚えてないけどいい本だったという思いだけは残って 詳細はこちら→ https://blog.reading4life.net/article/485017546.html
読了日:11月19日 著者:灰谷 健次郎

ありとあらゆる感情がないまぜになる。何をどう書いても陳腐な感想にしかなり得ない、そんな迫力。子供の頃読んだつもりでいたが、ストーリーはまったく記憶になかった。ので読んでなかったのかもしれない。(理論社刊の)表紙は覚えてるんだけどなぁ…。忘れてるにしても、少しくらいは覚えていても良さそうなものだが、『兎の眼』程度には。まぁ以前読んだか否かに関わらず、死ぬまでに出会えてよかった、そんな一冊。全日本人が読むべき。いいから読め。いや、読んでください。
読了日:12月11日 著者:灰谷 健次郎

東野圭吾のエッセー集。元は雑誌*に連載されてたもの。(*「ダイヤモンドLOOP」「本の旅人」)娘の中受時代に塾のテキストだか過去問だかで取り上げられてたのがきっかけで、買った本があったので読んでみた。(最近そんなのばっかし)もともと東野圭吾は好きだったし。知ってる人にとっては有名なのかもしれないけど(当たり前)、東野圭吾はバリバリ理系で生産技術のエンジニアから作家に転身したとか。道理 詳細はこちら→ https://blog.reading4life.net/article/485017561.html
読了日:12月18日 著者:東野 圭吾
以上2021年の全読書記録でした。
2022年もゆるゆる更新していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
この記事へのコメント
神崎和幸
自分も「かがみの孤城」読みましたよ。
いい作品ですよね。
すべてが回収されるところが印象的でした。
そのうえラストを素晴らしいと思いましたよ。(笑)
りゅうたろう
コメントありがとうございます。
ホント、いい作品ですよね。さすが本屋大賞(笑)
ラストが切なすぎて、思い出しても泣けてきます。
>神崎和幸さん
>
>お久しぶりです。
>
>自分も「かがみの孤城」読みましたよ。
>いい作品ですよね。
>すべてが回収されるところが印象的でした。
>そのうえラストを素晴らしいと思いましたよ。(笑)
>