心配なんてそんなものなのかも…『家長の心配』[22-08]【レビュー#385】

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オ…


オなんちゃら、て変な名前(「オドラデク」です)で、カフカをこないだ読んでみたし。
こちらも読んでみよう、と。
(ちなみに「こないだ読ん」だカフカとは『変身』のこと。
 レビュー記事はこちら→ 「『変身』願望があるあなたに。」)

きっかけは三宅香帆さんの『読んだふりしたけど…』*だったか、『人生を狂わす名著50』
だったかな?で取り上げられていたが記憶にあったので。

正確な書名は↓。ですが「読んだふりしたけど」でググるだけで見つかりますw


調べました。
『(読んだふり)』のほうでした。
(いちいち書名長すぎwなので略します。ごめんなさい)

そしてこちらで取り上げているのは『お父さんは心配なんだよ』という作品名で
多和田葉子さんが翻訳の版。
以下のカフカの作品集に収録されているものです。
私が読んだのは「家長の心配」という青空文庫の版。

話がそれてきてますけども、このオなんちゃら(オドラデクです!)ですね。

読んでみましたが、ひとことで言うなら…

てゆーか短かっ!!
短かいにもほどがあるわ!!

話しもドラマチックな展開も特にないんです。

なのにあそこまでの読み方ができる三宅香帆さんは、やはりただものじゃない。
解説記事なのにあきらかにカフカのオなんちゃら(だからオドラデク)より長い。
遥かに長い。

オドラデクはただでも読めるので、その深堀りっぷりをぜひ読んでいただきたい。

あれ?
なんか違うレビューになってる気が…

家長の心配
読了日: 2022年1月20日




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