「えっ!?」て思ったよ、正直。『車輪の下』[22-01]【レビュー#378】

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2022年の年明け一発めがこれか…
という読後感。

ヘッセの自伝的小説、ということらしい。
主人公ハンスの天才から転落の過程と彼の心の葛藤を描いた作品。

えっ?!

ていう感じの幕引きが個人的にはどうなのよと思いつつ、
ヘッセ自身が過去をふりかえっての願望なのか危惧なのか、が投影されたのかな、
とも思いました。

初ヘッセと思ったら以前に『シッダールタ』を英語版で読んでました。

そして今回の『車輪の下』。
日本ではヘッセ作品の中で一番人気だとか(解説より)。

だからというわけではなく、これまた娘からおススメ、というか娘が小学校時代に
先生から聞いてきてたのがきっかけ。
本自体はどこかでもらってきたはず。

娘が先生から聞いてた話は、

「とにかく暗い。病むよ」

てそんなオススメの仕方もどうなんだ、と思いつつ、まぁ暗い話しですわ、たしかに。

後年ヘッセが自分の少年時代のことをふりかえって『車輪の下』を書いたものの、
その時にはまだ自分の中で折り合いがついていなかったらしく、その点もうなずけます。

本文は翻訳調でまぁ読みづらいです。正直。
巻末に翻訳者である高橋健二氏の解説がついてますが、これが勉強になります。
これ先に読んだ方がいいかもしれません。
ま、ネタバレしちゃうけど。

読了日: 2022年1月1日

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